[BOSS BATTLE]

フーガ・バーンシュタインがあらわれた
フーガ・バーンシュタインは バラをこちらにむけてポージングを決めている

「痛い眼には遭わせないよ…かわりに少しだけ夢のなかで踊らせてあげる…………」

「どっ…どうしようか? ミクちゃん、リン?」

 突如として始まってしまったボスバトルにレンは、戸惑うことしかできなかった。何故なら、自分たちは説得する筈だったのにそれとは真逆の展開になってしまったからである。

 仲間の2人に、自分たちが望んでいない展開をどう打開するか質問をするのだが……。


 ドドド ドドド ドドド ドドド ドドド……とミクの背景にはなんと、フーガのモノと同じようにオノマトペが現れている。

「やれやれだわ……。こうなってしまえば、私たちが裁くしかないのね」

 その台詞を吐いたミクの姿勢はこうである。まず、上半身を少し反らしてから右手を伸ばし、人差し指を相手に向けていく。この時、重要なのは顔の角度であり、人差し指を差し出した方向に被らないようにしなければならない。
 すると不思議なことに、ミクがこの姿勢をすることで背後からナニかが【STAND PROUD】するかも知れないのだ。

※なにも傍に立っていません※

「なんで説得するよって言ってたヒトが、オラオラするヒトのマネしてんだよッ!。魂のヴィジョンだす気マンマンじゃないかッ!」

 レンがリーダーのする行動にツッコミをしていると、もう1人の仲間からも奇妙なオノマトペが現れていた。


 ゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴゴ バァ────ン
 そのオトマノペをだした彼女は、対峙する相手に口上を述べていく。

「このリン・シモダ・ソレイユには夢がある!。闇によって、心を閉ざしてしまったヒトびとに陽気な笑顔を届けていくという大きな夢がッ!」

 リンがこの口上を述べる際に行った姿勢《ポージング》はこうである。相手の正面へ立った状態で上半身を少し反らして、右手で上着の胸元を開くようにし、左手は下半身のホットパンツに沿ってあててゆくのだ。

「さっき聞いたヴァンパイアの息子やってるゥーーッ!」

「レン君もいっしょにポージングするのよっ!」

「はあっ? いやっおかしいでしょ! 僕たち説得するためにここへ来たんだよ?」

「あんたわかってないわね。これをすることで勇気が貰えるのよ。ほら、相手だって自分を勇気づけるためにやってるわ」

 リンはポージングの意味についてレンにレクチャーしていた。彼女の弁によると、バトル中にこの姿勢をすることで人間讃歌は「勇気」の讃歌ッ‼ という言葉が聞こえてくるようである。

「バトルにポージングは関係ないだろッ! たんに2人が相手に釣られてやってるだけだよッ!」

「レン君は、このポージングの使い道を知らないの?」

「知るわけないよっ!」

「このポージングは、だるまさんが転んだで使えるのよ♪」

「☆&※#ーッ!」

※昔ほんとうにCMでありました※

「レンもわかったなら、やりなさいよ。ポージングをすると今日も上々になるわよ♪」

「…………」

 流れ的にしかたがないので、レンは恥ずかしさを隠しながらポージングを決めていく。ボスバトル中だと言うのに相手を含めて自分たちのやることは、Crazy Noisy Bizarra Townであると思ってしまう。

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

G clef Link 孤独なバスヴァンパイア18

なぜ……?。
ミク・F・ヴェールに空条承太郎のポージングをさせたかについては、リアルミクちゃんのお母さん(藤田咲さん)がお友だちのイギー(福圓美里さん)と共にジョジョの奇妙な館から脱出したからだ。

気になるなら藤田咲さんのブログをチェックしてみるといい。
グレートだぜ…って台詞がでてきてしまうぜ。

次話
https://piapro.jp/t/R-RY

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投稿日:2020/02/29 07:58:49

文字数:1,406文字

カテゴリ:小説

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