澄んだ空と凪いだ心
いつも通り陽は昇った

穏やかに過ぎていく 今日と云う時は
今も想い出の中へと 置き去って

「さよなら」と微笑んでた
誰よりも優しかったひと
ぼやけていく命の光 風に攫われて
きらきらと消えてく


指の先で触れた願い
掬い上げて 溶けてしまう

口唇で繰り返すあなたの名前は
そっと記憶へと紛れて薄れてく

「愛してる」 溢れだした
最期まで云えなかったこと
真白色の景色の中に 零れないように
閉じ込めていたから


途切れた跡を追えないよう
冷たい風が散らしていく
世界は優しくて


さようなら また何処かで
遠回りしたけれどやっと

さよならは笑いながら
薄れても消えることのない
哀しみには花を束ねて 風に乗せていく

幸せをありがとう


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

風花

livieraさんの楽曲(http://piapro.jp/t/2RR_)に歌詞を考えさせていただきました。

閲覧数:524

投稿日:2013/02/24 20:37:08

文字数:338文字

カテゴリ:歌詞

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