A1
掛け違えた釦が泣いた 人知れずに
更けゆく宵最中ひとえ重ならず

A2
幻に身をゆだね残るそのぬくもり
背中におとずれた冬に戸惑って

B1
もういない どこにもいない
そしてひとり静かに
影だけを 君の影だけ
求めては消える

S1
痛みも凍え夢ならば添い遂げられるだろう
雪想い鮮やかに誰も触れられないように
閉じこめたい純白に染まる愛しのひと
月もなく息冴ゆる やがて花は落ちて

A3
儚さにただ馳せる だけど交わらない
空虚に幸福を見つめ続けてる

B2
もういない どこにもいない
風に紛れ舞ってた
声だけが 君の声だけ
響いては消える

S2
散りゆくもなお追憶はなぜ留まるのだろう
雪想うぬくもりは誰も触れられないのに
脆く濡れる心臓にまだ忘れえぬひと
時は過ぎ恋燻る 二度と花は見えず

C
叶わぬ望み知りながら戯れの糸
彷徨う幽か雪どけの春幻想

S3
この痛みも凍え夢ならば添い遂げられるだろう
雪想い雪なごり誰も触れられないように
この身だけに微笑んで永遠の愛しきひと
桃源郷ゆく先に 茜 雪はたそがれ


——ひらがな——
A1
10 3 6
4 5 3 5
かけちがえたぼたんがないた ひとしれずに
ふけゆくよいさなかひとえかさならず

A2
10 3 6
4 5 3 5
まぼろしにみをゆだねのこるそのぬくもり
せなかにおとずれたふゆにとまどって

B1
5 7 6 4
5 7 5 3
もおいない どこにもいない
そしてひとりしずかに
かげだけを きみのかげだけ
もとめてわきえる

S1
7 5 7 2
5 5 3 8
6 5 7 2
5 5 3 6
いたみもこごえゆめならばそいとげられるだろ(ー)
ゆきおもいあざやかにだれもふれられないよ(ー)に
とじこめたいじゅんぱくにそまるいとしのひと
つきもなくいきさゆる やがてはなわおちて

A3
10 3 6
4 5 3 5
はかなさにただはせる だけどまじわらない
くうきょにこおふくをみつめつづけてる

B2
5 7 6 4
5 7 5 3
もおいない どこにもいない
かぜにまぎれまってた
こえだけが きみのこえだけ
ひびいてわきえる

S2
7 5 7 2
5 5 3 8
6 5 7 2
5 5 3 6
ちりゆくもなおついおくわなぜとどまるのだろ(ー)
ゆきおもうぬくもりわだれもふれられないのに
もろくゆれるしんぞおにまだわすれえぬひと
ときわすぎこいくゆる にどとはなわみえず

C
4 3 5 5 2
4 3 5 6
かなわぬのぞみしりながらたわむれのいと
さまようかすかゆきどけのはるげんそお

S3
9 5 7 2
5 5 3 8
6 5 7 2
5 5 3 7
このいたみもこごえゆめならばそいとげられるだろ(ー)
ゆきおもいゆきなごりだれもふれられないよ(ー)に
このみだけにほほえんでとわのしきひと
とおげんきょおゆくさきに あかね ゆきわたそがれ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

雪ヲ想フ【曲:かぎしっぽ様】

曲:かぎしっぽ様

「雪茜」と対作品としてもみることができます。

閲覧数:145

投稿日:2022/12/14 14:11:11

文字数:1,232文字

カテゴリ:歌詞

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