タグ「応募用」のついた投稿作品一覧(36)
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歩き疲れた僕だ
僕を亡くしているのがわかった
そればかりで足がまるで見えない
冷めた目で蔑む通行人
朝焼けの空を歩いている
自分がわからないので
帰り方がわからないのだ
消えてしまいたい心情を
限界に塗っていく
明日になったら消えるんだ...死んでしまいたいと思ったのは
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命を喰らっていく
お仕舞なんだよ
命を吐き出していく
始まりなんだよ
なんてね
不思議なんだね
すり減っていくんだね
おなかは空くだろうし
きっと忘れちゃうんだね
そうやって笑っている...はず
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さよならばかりが好きだった
淡い空に向かっては手を伸ばしていた
首に伝うなにかを 解けずにいるまま
夢に落ちていった
あの夏は僕らの全てだったのに
目が覚めたら戻れたらなんて
期待を忘れられないまま
今日も今日とて溜息をついた
後悔ばかり重すぎて 離れない
愛して 愛して 愛して 愛して...アルビドゥス
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最近辛いんだ
最近苦しいんだ
それでも死ねない理由を探してたんだ
孤独ばかりの深夜のベッドの上で
歩き疲れたんだ
きっとどこかに行きたいんだ
底の尽きた銀行の口座残高
滞納した支払いの通知
僕が悪いんだ 外も怖いしさ
It's okay, let's live...終わりに君がいた
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生きたいと言えば嘘になるが
死にたいと言えば嘘になる
矛盾ばかりの後悔を抱きしめられないよ
作品を残して命にするのだ
履き違えた君への心も
嫌われる事で消化する
0.01ミリ程の届かない僕の愛情に
注がれた寂しさだったんだ
殺してしまいたい
こんな僕なんだ...いきたいと叫んでみろよ
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もうずっと体が動かないんだ
頑張れないのが辛かったんだ
夜になる 月が見える ため息をつく
本当は怖くて仕方がないんだ
僕が僕として生きられないなら
生きている理由もないだろうから
こんなはずじゃないなんて 僕のせいだ
今更戻れないんだ それなら死んでしまえよ
死ねない僕は臆病者だ!
こんなんじゃ駄...雨と茜空
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終わらない途中の映画
炭酸水を飲み干して
絡みつく夜に中指を立てて
君がいない陳腐な街に さよならを言うんだ
軽はずみ 口滑らし
宵に咲く花 絶え絶えの僕の話
罵声怒号にはこの歌で耳を塞いで
心残りのエンドロールに手を振ってる
口紅で頬をなぞって 春荒らしの前夜祭にて
差し出すそれに手を伸ばして...春想アスファルト
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僕らは息をしている
不幸自慢をしている
昨日仲間と吐いた愚痴を思い出す
腫れた目で君を思う
今はなんでもいいよ
浮いている思考と明日のこと
終わりが良ければ全て良し
浪費する僕に 終わりなんてあるのか
この生きる僕は明日に笑えるのか
今という人生で 不幸を嘆く朝で...シゾ
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透けた手と朝を待つ僕
溢れた朝焼け 落ちた夢の跡
春先は憂鬱の六畳
明日が嫌になったのはつい先日の前の事で
月の木漏れ日が覗く
夜明けまでは何を話そうか
君の横顔は苦しそうで
そのわけを聞きたいのに俯いたままで
絞り出した言葉を君に放って
空を飛ぶ星を探して...僕らの夜明けだけ
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僕の書いた心象風景を
君が笑う 俯いた帰り道
飛ばした藍に色を知って往く
淡く溶けたこの心に触る
夏を待つ僕に座った何かの影
明日に手を伸ばせば
自信を失くしちゃうのに
僕の吐いた心象風景を
君が笑う 振り向いた坂の下
飛ばした明日に耳を塞ぐのだ...藍色飛行
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【暮れる、君を背に】
死を俯瞰しているようで
くだらない話ばかりで塞ぎ込んで
歩き止まってしまうまま 日が刺した
僕は思ったんだ 石を蹴っては空に落ちた
石畳を歩いて 夜祭を通り過ぎて
朝焼けの空 結局僕は何者でもないんだ
やりたい事なんてないから
気づかないままで 俯いたまま
どうせ僕だ ずっと...アルバム構想 【終われる君に花を添えて】
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嫌いな事ばかり
君の声も感情も届かないまま
夜明けの星を見ていたのだ
どこが辛いか分からないが
苦しいのは僕が弱いのか
言葉に詰まる 言い訳とか
死にたいとか思うばかりで
今日も死ねないままで
明日色に手を伸ばして
死にたかった昨日を叫んで...朝焼け空唄
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ずっと思ってた事があるんだ
生き方とか 死にたいとかそればかりで
神様がいるなら 僕は嫌われていたようだ
次に幸せになれたら そんなことを思った
愛想笑いばかり上手になって
本心なんてわからなくなって
これで終わりなんだ 僕の火が消える
君は泣いてくれるのか それだけで
僕はとっくに諦めてるんだよ...神様なんていなかったんだ
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月に歌い月に溺れ
揺蕩う情景と染みついた風
手のひらから見える月光と雲
咥えた煙草に火を落とす
口遊む唄と思想に睨みをつけて
何処までも飛んでいく
宵から冷めてまた戻っていく
明日には死を思って生きる
風に乗って何かを探す
星に手が届くほど ずっと僕は遠退いた...溢下月光
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星が降る街の下で 願いを放って
裸足のままで何かを探している
空を追いかけるので 寂しいくらいだった
いつか見た 輝ける様な容態に
嫌気ばかりで抱え込む夜
僕はこのまま落ちていくんだろうか
それなら 僕はこのまま落ち続けたい
嘘なんだ 全部そうなんだ
僕も君も 変わりはしない毎日に
人のせいにした僕...自由落下アネモネ
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あの頃 僕は思い出して
記憶ほど綺麗に見えたもんだな
今じゃ昔みたいで 彩度を照らしている
あの時の僕はずっと愛を探して
蛙の様に探し回った空が綺麗だ
明日色に染まるくらいで宙になっていく
さよなら掠れる霊安に遮る病名
鼓動に耳を寄せて 僕はそれに思い出して
今じゃもう忘れるようで 死んだふり
バス...病名は鯨病
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口約束と酷く美しいこの感情
私を骨の髄まで愛してね
貴方との逃避行 このまま溺れてまたじゃあね
こんな生活じゃ生きていけないの
欲しかったのは自由だけ
首を締めつけるの この小さな世界で
このまま連れ去って ねぇ
浮かぶチェリー掻き混ぜて
煙草を吸う貴方が好き
私はずっと ずっと ずっと本気だから...逃避はトンネルを抜けて
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ポケットあるのはこれくらいで
それを両手で掬ってみせた
君はなんだか寂しそうな顔をしたんだ
浴槽には魚が泳いでいる
君の声がだんだん遠くになって
それを知れないまま墜ちてしまうなら
海底で散歩をしたって 何もないのに
明日に会えたのに!
最低だ 君も僕も明日も昨日も ねぇ
僕にはどうせ何もないのだろ...海底散歩
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もう二度思い出さないから
明日を見せてくれよ
あの夏をもう一度 ねぇ
交差点の反対側で手を振る君に
何故か悲しいと思いました
笑っているその顔に苦しくなりました
いつか人を失って笑えなくなる日がくるのですか
僕の思い全て消えてしまうのか
夏が淡く残るのは嘘なのですか
もういいよ 明日の事だって 何...梅雨明けと君の顔
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少し前からの口癖
吐いた煙に溜息が乗っている
誰にも話せないこの感情を
僕の歌に混ぜては溶けていた
醜く生きているのは臆病だからだ
少しも歩き出せないまま 口先ばかりで
人が怖かったのは 僕を知られるからで
戯けた振りを 君の間で演じている
夜が明ける前に 願った想いは
無情にも泡沫の様に消えていく...ミスラ
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さよならの言葉が 僕を殺してく
ただ、それだけで終わりだ
味がしないんだ 君が霞んでいく
君の背が何故か痛かったのだ
雲に隠れる群青 藍の空の下
声がただ独りになるだけで
何も変わらないまま 君が消えていく
伸ばす手が上の空 どうでもいいのに
辛いなら最初から知らないのに
いつの間にか堕ちているのは...藍ニトケル
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今更になって気がついた
終わる途中のままで繰り返している
朝顔が咲く前の頃 君をようやく知った
ありもしない記憶の隅で
落下するくらいには日々が遠退いた
足が冷たいのだ 視界が咲くそれに
泣いてしまわない様に 酷い走馬灯をみた
幸せを並べたっていつもそうだ
宙に落ちてゆくのに なのに
もう少し生きた...朝顔と落下、それから
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明日を歩く君に手を伸ばして
深海よりも深い所から
君の足跡を追いかけているのだ
僕を殺すような言葉ばかりで
それでも何か残っていて
明日色を探している まだ
疲れ切って空を見た 月が滲んでいる
何も無いくらいなのにな
ずっと覚えてるんだ 昨日の事
取れない感情残して 嗚呼...酔月
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雲を目指していた
海に触れるくらいの温度で
ただ、溶け出していたそれが
たしかに、目を覆ったんだんだ
巡る季節に恋をしたのは
僕にはきっと眩しかったからだ
それを隠したのを知っていたから
だから 全てが愛おしかった
きっと明日には忘れて言える
全部言えるだろうから...鯨病
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夕暮れになる前のくうを見た
思い出ばかりの空の色
明日になれば届くのかな
そんな夢を見続けている
忘れてしまう前に 花を描いた
本当は 幸せを描きたいのに
それを知らないから 辞めたんだ
揺れる視界に 耳を澄ましていた
ゆらゆら揺れる哀悼を
塗りつぶしたのは君のせい...夕暮れ、幻想、空色
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晴れた記憶でまだ 感傷に浸って
弱い僕を隠したいと思った
吐く弱音に理由が欲しかったのだ
時間が解決するのは
報われたとは別の話だ
ずっと許せないまま
明日に願った 少し前の話だ
朝が来る前に 夜を泳いで
何かに縋って 何も出来ないままで
君に悪いと思ったのは...はるりるり
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醜い感情が僕を連れ去って
君の泣く顔がただ見たくて
嘘つきばかりの僕には
これくらいしか出来なかった
気づいて欲しかっただけで
消えてしまいたいだけで
死にたいと思えたら楽だろうな
そんな事を妄想している
僕は既に人間じゃないみたいだ
命の重さとか 愛の儚さとか...シニタガリ
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どうしても痛いんだ
この傷が癒える訳無いけど
こんな僕じゃ話もできないから
今日も君に手紙を送ろうと
そんな次第でした
歩き疲れたなんて言えないまま
壊れてしまう心に耳を塞いで
言わないで 言えないで
相槌がなんだか億劫になった
夏が終わる前に 感情が終わって...名前はまだない
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耳を塞いだ 僕の手にはささくれ
水をあげた植木鉢 街路樹と猫
刻みだすビートは気まぐれで
吹き上がる風が 君に届くように
無情すぎる時間の流れに
追いつけないまま 生きることに恥じて
歩き出せたと思ったら転んじゃって
空いた心に花を添えて 何かに縋りついている
馬鹿みたいに泣いて 浸って
愚行に嫌気...雨上がりに虹はいらない
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問いかけたのは未来のこと
きっとその前には死んでいるから
辛い事を愛せる余裕なんてないから
夏の隅で泣いていた
夕立で全て流れてしまえば
残るのは灰と記憶だけ
それならいいよ 帰る家もないから
さよなら僕は独り 憂を嫌ったって
歩けない僕は 今日も下を向いちゃって
強がり僕を追い込んで それで終いさ...朝焼けホームとエンドロール
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