最近の投稿作品 (41)
- Happy Valentine's Day!! <勇馬(66)>
- Happy Valentine's Day!! <KAITO>
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KAITO's birthday!!
「カーイートっ!」
私はカイトに思いっきり抱きついた。
カイトは顔を赤くしてあたふたと慌てる。
「マスター! どうしたんですか!」
「お誕生日おめでとうカイトっ!!」
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デュエット 番外編~お正月~
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朝、目を覚ますと。
横にいるはずのグミの緑の髪が、僅かに揺れた。
……心無しか、昨日の夜中より短い?
「……おはよう」
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Merry Christmas!
「では皆さんグラスを持って~……メリークリスマス!」
ミクの一言で、ミクの家に集まった八人は一斉に乾杯した。
そしてシャンパンの入ったグラスを傾ける。
未成年が八人中四人もいるというのは秘密だ。
「うん、やっぱり、クリスマスイヴよりクリスマスだよね! お祝いは」
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Sleeping beauty 後編
「ここ、か……」
山奥のうっそうとした場所。
グミが手入れしていた庭は、今は草が生え放題で、家にいっそう怪しげな雰囲気を加えていた。
「……入れるのかな」
茨の森。
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Sleeping beauty 前編
以前話した、現代のおとぎ話のことを覚えているだろうか。
そう、現代版白雪姫のことだ。
では、あれにはまだ続きがあったことを、知っているだろうか。
おそらく、知らないだろう。
『おとぎ話は、永遠に終わらない』
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電車に乗ろう!
「じゃあカイト君、メイコちゃん、ルカちゃん、がくぽ君。この子達をよろしくね」
「「「「はい」」」」
四人は小さく頷いた。
まだ小学生の四人は、にこにことのんきに笑っていた。
そう、これも今の八人が、子供の頃の話。
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Snow White 後編
「「ただいまー」」
ルカとグミが帰ってきたとき。
目の前には、ワインの真っ赤なシミが広がっていた。
「血!?」
「事件!?」
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Snow White 前編
これから始まるのは、現代に生きる人達の物語。
その連続事件のあまりの特異性に、メディアでは「現代のおとぎ話」と呼ばれる。
そのうちのたったの一つが、これだ。
時は20XX年。
あるところに、緑色の長い綺麗な髪と透き通るような白い肌を持つ少女がいた。
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Trick or Treat!
「Trick or Treat! お菓子くれなきゃいたずらしちゃうぞ!」
グミは、呆然と目の前の人を見つめた。
ミク、リン、メイコ、ルカ。
そしてミクは手に何かを持っている。
「……は?」
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ボカロ対亜種!サッカー大会<後編>
ボカロチームが後攻。
最初に、がくぽがペナルティエリア内に入る。
「がくぽさん、頑張って!」
ミクが声をかけると、がくぽはちらっとそっちを見て、小さく笑った。
「えーちょっと、ミクちゃんずるい!私だってがくぽさん応援したい!」
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ボカロ対亜種!サッカー大会<前編>
キャプテンのカイトは、センターサークルの中に入り、ボールに足をかけた。
キックオフの笛を待つ。
「ピーッ!」
主審の笛で、カイトはボールを足で軽く操り、メイコの足下に転がした。
今彼らがいるのは、サッカーの日本大会の決勝戦の延長戦。男女混合チーム同士の戦いである。
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いろんなもの
A
あれあれれ? このテストもまた 一桁台になっちゃった!(5 8 13)
A'
この紙を… 飛行機にしたら どれくらい飛ぶのかな!?(5 8 10)
S
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制服の重さは?
『確か、何かの物語で、「ワイシャツ1キロ ブレザー5キロ プリーツスカート10キロ」という台詞があった気がする。
僕も同じだ。
制服が重いか』
そこまで書いたときに気配を感じて、私は後ろを振り返った。
……やっぱり。
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中二病
「うぃーす!お前らなんか静かだなぁ、今日。どした?」
いきなり扉を開けて入ってきたのは、がくぽ。
すでに中にいたミク、リン、レン、メイコ、カイト、ルカ、グミの7人は固まった。
「がっくん……がっくんの方こそ今日どうした……?」
不審そうにカイトががくぽを見る。