かぼちゃすーぷの投稿作品一覧
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短歌行
月の浮かぶ天の川に
想い浮かべるは君の姿
遥か続く流れの先に
銀の雫が降り注ぐ
華やぐ宴もたけなわ
盃を掲げよ
酒を飲んだら歌おうじゃないか
命は儚い朝露に
過ぎ去った日々は彼方へと...短歌行
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十まで数えて闇の中
水に浸る『子』を見つけた
ナイフを突き立てて
「次はあなた」と呟いた
隠れ家は暗い小部屋
どうか どうか見つけないで
『もういいかい?』
「まぁだだよ」
暗闇 一人のかくれんぼ
小さな人形を 鬼に見立て隠れましょう...かくれんぼ
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帰ろうか 茜色の空
手を繋ぎ 歌を歌いながら
帰ろうよ 暖かな場所へ
僕らの故郷
星の落ちた空は暗く
街の明かりがきらきら光る
ふと 寂しくて叫んでみた
「私はどこにいるの…?」
帰ろうか 星の巡る空
手を繋ぎ 歌を歌った道...帰り道
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森の中で貴方を待つ
夢見心地 赤い獣
そっと草木 分けて覗く
気味の悪い舞台を…
私に惑わされて
さぁ こちらにいらっしゃい
貴方の問いかけにも
愛らしく答えるわ
踊りましょう 踊りましょう 闇の中で
跪く足元に口付けして...Rotkappchen
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『愛しい母様 何処に居るの?』
甘ったるい声で貴女を呼ぶ
私は未だ鏡の裏で
貴女の声を探しているの
この世で一番美しいのは
ただ一人貴女しか居ないわ…
鏡よ鏡(Spiegel...Spiegel) 答えてください
白雪に滲む血の赤さを
ひび割れた声で歌うように
耳に残る旋律(Melodie)...Schneewittchen
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風音聞く 今宵 我が心
一片散るは淡き色の花
友よ 友よ今宵共に
明日の別れを刹那忘れ
この杯を受けてくれ
溢れ零れるまで注がせておくれ
猛る風が散らす花吹雪の中
涙を忘れ 共に笑おう
夜が明ければ君は旅立つ
遠く遠く故郷を離れ...勧酒
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Hu ui harlu toear.
Sell ui cou lar.
Re di alu kisyu
si fa rato xeryu.
Ill mar fa couisteanar.
Xar hilly wear chele.
Iar ui Leisya fa cou.
Walt ui hela...Leisya 【自分語注意】
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4番目アリス
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3番目アリス
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2番目アリス
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1番目アリス
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(A)
君の笑顔は涙の代わり
笑うことが泣くことだって 哀しすぎるよ
(B)
痛々しい肩に降り注ぐ氷雨
亡くした人を想い寒さに怯える
(サビ)
寒い さむい サムイ
震え 怯え 嘆きながら笑う
心 音を立てて崩れ落ちる前に...氷雨
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(サビ)
雨に煙る紅葉は染まず
緑深く揺れている
流る 揺らぐ川面の月を
赤い橋に一人待ちます
(A)
指を浸せば冷たいながら
風は温く 梢を揺らす
小さな嬰児の掌が
名前を裏切り振り返された...緑紅葉
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砂上に聳える楼 漂う甘い吐息<いき>
もうどれほどの時を数えたというのだろう
照る月を爪で削って輝月<きげつ>を僅かに変えては
巡る星々
遠ざかる花弁<はなびら> 雫
指で掬い舐める
蒼く光る月華の下で祈る人の群れ
嗚呼 十六夜の月 あなたを抱く<いだく>
どこまでも深く甘く優しい光で
月下に奏でる...月華<げっか>
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宵宴
宵深く風に乗り届く 花信を告ぐ香
いざ いざ 宴を開かん
斯かる稀なる月の下にて
月明かり 灯りなぞ要らぬ
いざ いざ 連れ立ち往こう
宴の席にて祝いを述べる
火を消せ
淡き白が霞む無粋を
嗚呼 美しいこの花を私の舞で愛でましょう...宵宴
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(A)
花は散ってしまう
雪は果敢なく溶けいく
香る 残り香さえ
いつかは霞んで
(B)
幼い心は変わるのと
大人は皆告げる
時を止めて
(サビ)...このままで
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(A)
赤いライトに導かれ 私はここで踊り続けるの
誰か早く見つけてよ 私はここに居るのだから
(B)
今幕が開いて 踏むステップ
黒い天鵞絨 ラインが浮かぶの
(C)
貴方…
(サビ)
私を抱いてそこで歌って...MAIHIME
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(A)
雨音に紛れた 濡れた草むらの呼ぶ声がする
小さな黒い尻尾 ゆらゆらと揺れていたの
(B)
こっちにおいで そこに居たら風邪を引いてしまうでしょう?
怖がらないで 何もしないわ 傘も置くからね
(サビ)
黒い毛玉くん 濡れてとても不恰好ね
さぁ、おいで お友達になりましょうよ
(A)...猫日和
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最果て 見えない砂漠の嵐にのまれて立ち竦む
逆巻く 灼熱が肌を焦がして過ぎ往く彼の地へと
傍らに咲いた花に指で触れれば果敢なく散ってしまう
掠れた喉 ただ一滴の水を求めては
花びら<君>に口付けて僅かな蜜を
ひび割れた唇 君が望むなら歌う
この命の限り君に捧げよう Red Moon…
焼け付く熱砂に...Desert Moon
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(サビ)
夢 幻 月夜の逢瀬
想いだけが募ってく
花吹雪 徒花 粉雪
果敢ない夢の間(あわい)の果ては
やがて吹く風に掻き消されて
群雲の影に消ゆ
花簪の清き姿を
忘れることはないだろう
(A)...夢逢瀬
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(A)
影絵のように踊る世界 形をまだ掴めず
手探りを繰り返し 朱色(アケイロ)に染めてしまえ
(B)
見えない心など誤魔化したままで
そのまま幻想(ユメ)の中堕ちていこうか
(サビ)
夜空に舞うは朱色の血よ (夜空に舞うは朱色の花)
何時まで刃振り翳して (何時まで鬼火照り返して)
ひらひら踊る人...黄泉囚人
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(A)
夕闇迫るよ ほら御覧
桜の花も染まるよ
(B)
今ここで言う「さよなら」と
だけど寂しくなんかない
(A)
今までずっとありがとう
そしてこれからもよろしく
(B)...旅立ち
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駆け込んだ路地裏 叫んでみた空は区切られて灰色 酷く狭い世界
飛び込んだ人ごみ 沸きあがる衝動 この声を響かせ振り向かせてみたい
ちっぽけな命 ありったけのもの
「何処まで行ける?」賭けてみせよう
蹴り上げた空き缶 見えないところまで
飛んでいったら運がある
土砂降りの中 傘投げ捨てて走った
ぶつか...掃き溜め<スラム>
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背をなぞる風が想い出を
攫って天へ撒いていく
何時か雨となって降りるの?
凍える氷雨を望んでいる
悴む指で敷きつめた花は淡く舞うわ
紅寒の桜は果敢なく私を包んで
花は散って 雪は溶けて
永久を告げる者は遠く逝き過ぎてしまうから
愛を歌う星も何時か流れて逝ってしまうでしょう
この手をすり抜けていく...想還
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閉じた扉 そっと開けて幼心が空を見上げた
流れた星 願いかけて その行方すら知らぬままでも
祈る 曇りのない純粋な心で
永久に悲しみなど消えてしまうように
雲の中で瞬く星 無垢な子供は信じ祈るの
先の見えぬ遠い明日が再び巡りますように
流れる星に夢を重ね 思いを託し歌うの
雨雲の中 それでもなお輝い...星に願いを(仮)
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黒い帳が下りて明けぬ夜へ 歪な嘲笑が響いた
踊る道化の刃 抉るは 光への餓えた願いで
もう 先の見えない漆黒に包まれた希望は
どうすれば輝きだすのだろうか…?
殺ぎ落とされた 心撒き散らす
何処までいこうと何もない枯れた荒野のただ中
咲かせる花は 緋を滴らせ
刹那の生命を眩しい程に告げる 愛しいモノ...闇殺
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箱の中で絹を吐いた蚕はそっと夢を見ていたの
雨に濡れて身を洗えば私は蝶になれるのかしら?
繭に篭って怯え続けていたのは
熱い死の淵への誘いなのでしょう
この身飾る絹の糸はやがて剥ぎ取られてしまうのね
雨よどうか私を抱き蝶へ変えてと願うの
水を飲み込む歌声は重く地に落ちてしまうの
羽もないまま這いずる...蚕絶唱
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籠目 籠目
籠の中の鳥は
いついつでやぁる
夜明けの晩に
鶴と亀がすぅべった
後ろの正面だぁれ?
家の窓
光のない少女
さぁ さぁ おいで
光のない朝に...(替え歌?) 籠目 籠目 (独自解釈・ホラー調)
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朝風舞い降りて 夜闇を切り裂く
勇む 高い呼び声に 畏れは気高く
果てない雲海さえ 千々に舞い迎える
遠く響く風を追い 何処までも勇ましく
疾風よ空を翔け抜けて果敢なき恋花を抱きしめ
風切る音と共に遙かを行こう 遠く
何処まで高く飛べるのか 何処まで遠く渡るのか
孤高の空の王者には答えなど要らない
...天空の王(歌詞投稿
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怖くはないわ 御出でなさいな
亡命皇女 血塗れ五月雨
何処へ行っても 流れ血の川
行方知れずの亡命皇女
一つ滅んだ やがて二つ目
亡命皇女 血雨火達磨
何処もかしこも 赤い火の海
行方不明の 亡国皇女
試しに叫んでみたの?
それで一体どうしたの?...亡国皇女
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風が通り過ぎて 夏の匂いがまた
緩やかに濡らす雨と交差する
日差しの眩しさ 雲間に誘う鳥
窓を開けて感じる夏の海辺
遠い海鳴り 誘う世界
夢を運ぶ
歌声が僕に届く風に乗って
笑う君の声 頼りにして会いに行くから
赤い日が海に溶けていく夕凪
僕らは手を繋いで帰っていく...for my life
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イラ募集投稿画像「少女タナトス」
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ポーカーフェイスですり抜ける夜の街
カードはまだ見せないわ ネンネちゃんには
もう少し大人になってから出直して
じゃないと痛い目を見るからね、いいこと?
もう少し大人になってから出直して
ネンネはアタシの趣味じゃないの、わかって?
そ知らぬ顔でグラスを傾けるの
軟派な坊やはお断りなのよ
カードはダイ...カードゲーム
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暗い部屋の中で転がっていた
小さな人形を抱いて喉を縊り切ったの
あふれ出した赤いイチゴのフレーバーが
ワタシを狂わせていく
腕に流れる甘美な雫が
優しく囁いた
「もっと奥まで味わってみたら?
夢を見たいんでしょ?」
「お言葉に甘えましょう」
ここに在るは誰も知らぬ 少女の小さな箱庭...箱庭の少女 ( Somebody loves me
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「さぁ、行こうか!」
A
古い小屋から見つけた地図がね
宝の島の場所を教えた
B
さぁ、漕ぎ出せ海に
きっとボクラを待ってる
C
輝く波や風に誘われボクラは行くのさ
どこか遠くの...ボクラの宝島航海記(歌詞投稿
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