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薄曇り
銀色の花
舞い落ちては積もり
瞬(まばた)く間だけの
面影を描く
君をなくして冷えた指
今は まだ暖めたくなくて
空白の雪野原に
ひとつきりの青い影
降り積もるこの花のよう...鈍銀(にびぎん)
おち
たとえば何時か世界が終わり
白い砂になって 地球(ほし)から零れ落ちても
他のどんな花がかれ(枯れ/離れ)てしまっても
君だけはずっと笑っていて
大きな音が耳に響いて
気付けば全てが揺れていて
よにふるながめ(夜に降る長雨/世に古る眺め)を止められなくて
雨の海でみをつくし(身を尽くし/澪標)見失っ...唯の花
春
Aメロ>
薄雲(うすぐも) 蓬生(よもぎう) 花の宴(はなのえん)
草を撫で 花おこす東風(こち)は
誰(た)が為 君がため
少女(おとめ)現る 雲の通い路
舞い飛ぶ胡蝶(こちょう)の視た夢は
君が為 吾(あ)がため
Bメロ>
浮舟のこの世なら 心定まることはなし
篝火(かがりび)揺らぐ恋心 唯一在...雅の風唄
カザミドリ
ネギを無くし舞い降りた
この林で眠りについた
月日が流れいずれ
迎えが来る そう思い
ネギ畑(こきょう)への道は閉ざされて
帰る術を失って・・・
眠りについて忘れよう
すべて夢だと思える様
眠りから覚めた 優しい香り
大切にしてくれた 抱きしめてくれた...ネギ取物語
く~たん
【サビ】
歌唄い 泣きはらす 【うたうたい なきはらす
天仰ぎ 咆哮す 【てんあおぎ ほうこうす
声は嗄れ 喉潰れ 【こえはかれ のどつぶれ
唯君の 名を謡う 【ただきみの なをうたう
【Aメロ】
暮れ逝く空 【くれゆくそら
赤紫と 群...ウタウタイ ナキハラス
文月ユラノ
朱の宵闇摺り足急かし 釘の音響けば我が城よ
過ぎた昏さは煌めきに似て 緑の黒髪棚引く夜風
痛くないわと徒労負い
たわ言 むつ言 垂らす毎
喰らう運命(さだめ)は蜜の味
研ぎ澄まされたその双眸(め) 刃で
愛でるように切り裂いて
私は鞘となり 錆となり
朽ちぬ希みの夢の果て
御世へと続く 祈りとなれ...ぬばたまの
shiyon
【 譚 】
昔 昔ノ御話也
書物ノミ語リ継ガレシ
二人ノ姫ト神ノ
御話
日向ヨリ参リタモウ
神 見初メシ
花ト見マゴウ美シキ女人
名ヲ問ワバ 鈴ノゴトキ見事ナ声音
日向ノ神ヘ召シ上ゲル...【 譚 】
cocotuki
君が愛でし花を手折りて
落つる花弁を見つめ微笑む
翔けた魂(こころ)が望みしものは
そんなものではなかったけれど
歪むこの愛を 心に閉じ込め
去り行く私を どうか忘れないで
素直になれぬ私と 移り気な貴方と
もしもその身に縋れたなら
違う結末(おわり)があっただろうか
君が衣に抱かれた花よ...恋果て
一加(ichika)
ひとつかぞえて人結び(ひとむすび)
ふたつかぞえて文結び(ふみむすび)
みっつ水面(みなも)の唄結び(うたむすび)
さららさららと あなたを唄う
ゆれる花 はかなく散りゆく
懸命に生きた証なら 誰が笑えましょうや
己が道(おのがみち) 積みいて砕いて(つみいてくだいて)
懸命に生きぬつもりなら 我が...かぞえうた
sae3103
めぐる ひととせ また
すぎる ひととせ
めぐる ひととせ また
すぎる ひととせ あぁ
竹の葉 揺れる宵は
恋歌くれる君と
咲いて また 散るは 花
この気持ちもいつかは廃る?
まわれ まわれ 星と風車
雲間の月への道よ 朽ちて...月花ノ姫歌
リョータイ