タグ:夜咄ディセイブ
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“人を傷つけるのは得意なんだ”
“でも、本音を出すのは苦手でさ”
“可笑しいね、いつだって”
“言った後に、後悔するんだよ”
寝不足で浮遊感 画面 次第に乱反射して
カーテンから光 またもや愚痴ちゃって いいかな?
「ねぇ なんか話そうか。馬鹿で自傷症性なんだけど、
もうなんかおさまんない。ネ...替え歌 『家籠リタイデス』
病月-やみつき-
「カノさんってさ…悪いけどあんまり正直者には見えないよね」
メカクシ団のアジト。
ある程度エアコンの効いた室内には、向かい合うように置かれた二つのソファ。
そのうちの1つに座っているモモは、低い声で小さく言った。
――その言葉を聞き、向かいに座るモモの兄・シンタローは、神妙な顔つきで深く頷いた。
「...【小説化】夜咄ディセイブ【解釈】
歌南
嘘?
本物?
・・・分からない。
こんな仮面、もういらないのに。
こんな怪物、もう殺したいのに。
「おいカノ、今日のお前、なんか変だぞ。」
「そうッスよ、カノはカノらしくしてて欲しいッス。」
僕は僕らしく?
その僕は、どこにいる?
僕自身にも分からないんだから、仕方ないじゃないか。...夜咄ディセイブ 【自己解釈・後編】
林檎
ネオン街から外れて。
僕たちは歩き続けていた。
ビバップ消えそうだ。
さっきの大通りからだろう。
だんだん小さくなっていく―・・・。
右隣のキドを見ると、おもむろにイヤホンを付けた。
暗い色のフードに、白いイヤホンはよく映える。...夜咄ディセイブ 【自己解釈・中編】
林檎
嘘をつくのは得意なんだ
でも、本音は少し苦手でさ
可笑しいね、いつだって
本当の咄が、一番嘘臭いんだよ
―夜咄ディセイブ―
ビバップな浮遊感。
夜が次第に、乱反射してきた。
僕、鹿野修哉。通称カノ は、夜の街を歩いていた。...夜咄ディセイブ 【自己解釈・前編】
林檎
僕は、誤魔化すなんていったんだよ。
それでも。
この本心は不気味だ。
醜態を並べているだけに過ぎないんだ。
偽って、そっぽ向いて、嘘を重ねて――僕は今日もまた、嘘をつかせた人間を見て嘲笑うだけ。
僕はそれから孤児院に入った。同じ境遇というか、仲良くなった二人が居てね。
一人は自分の体を...夜咄ディセイブ【自己解釈】 後編
aurora
――嘘をつくのは得意なんだ。
――でも、本音は少し苦手でさ
――可笑しいね、いつだって
――本当の咄が、一番嘘くさいんだよ。
≪夜咄ディゼイブ【自己解釈】 前編≫
夜は少し好きだ。
月の光が怪しく、街を照らすからね。
たまには、愚痴りたいときだってあるんだよ。
どういう話か、って?
...夜咄ディセイブ【自己解釈】 前編
aurora