タグ「オリジナル」のついた投稿作品一覧(248)
-
『あいしまつり』
さぁさ 皆で踊りませぇ!
番傘片手に洒落込んで 髑髏(されこうべ)と逢瀬に参りましょう
口溶け甘くも辛辣な砂糖菓子摘んだ どんな色
綺羅綺羅 この世は不条理と項垂れりゃ機嫌は晴れますか
挽回必死の仁王立ち 睨めっこで般若に負けを見る
カランコロンと砂利を転がす下駄の音(ね)が
勇み...『あいしまつり』
-
『バイ×バイ×ゲーム』(バイアス×バイタリティ×ゲーム)
右向け右で倣うだけの簡単なお仕事でして。
悪戯働きゃ、途端に人生→→→堕落行き。
我慢と辛抱。
どちらがより深くの理解を得て、
根負けした方が負けなんて、白々しいにも程がある。
丸投げたいだけなんだって。
あくまで例え。並ぶだけの適当な役割な...『バイ×バイ×ゲーム』
-
『早とちリズム』
取り敢えずで突っ走る
当たって 砕けて やらかして
瞬時 ネガティブ突入です
如何にもでも バカですか?
頭を抱えて大笑い
途端に思考はコンバート
DL出来たらいいのになぁ
何度何回ワンクリックでやり直し
壊れていたなら それはもぅ...『早とちリズム』
-
『その手に触れないで』
その眼に映り込んだ
永遠を望むヒロインみたいに
暴いた幼さから
その左側を独占出来たら
無骨な仕草も 嫌味な態度も
君の気を引く為の手段で
辿り着けるかな・・・
その手に触れないで
嫉妬に身を焦がす私を見ないで...『その手に触れないで』
-
『愛しのスケアクロウ』
君の心を直してあげる
どんなものでも続きがあるなら
ボクに出来る事をしようと思うよ
だからお願い いつでもいいから
見せてくれるとうれしいな
眺め続けた空の下 閉ざされた場所で
自分の役割を知ったんだ
拾い続けて 一つずつ 重ねていく日々に
小さなよろこびに微笑んだ...『愛しのスケアクロウ』
-
『フォークロア』
跪いて 赦されない明日の為
死ねるように
御伽の国の主人公になりたかった
誰もが「私」と手をあげる中
静かに下ろして諦めることが当たり前
それほど大した夢はないよ
それほど威張れる今もないよ
唯一示せるものと云ったら
それは多分 何も持っていないことくらいだ...『フォークロア』
-
『神は賽子を振らない』
珈琲片手に“私”は云った
「どうせ落ち着いても変わらないものは変わらない」
君の代わりがないように
それと同じと“私は”云った
型に嵌まらない勝負の行方はイーブンで
どっち付かずの無限双六だ
ゴールが欲しいというのなら
そんなもの自分で作ればいいハナシ
どうなりたい?...『神は賽子を振らない』
-
『sexual paranoia』
無駄に豊富な浅学さで
お前の躯を撓らせたところで
返ってくるものは何だろう
駄馬に豪奢な期待をさせ
瞬間 脚から怖気立つ静寂(しじま)に
溺れられる君は紛い物
限界に近い嬌声を存分に
染み込ませた奥底で跳ねる
この感覚に殉じたんだ...『sexual paranoia』
-
『ヒネクレッシェンド』
思うんだよ
理性なんて必要ないや 感覚で
え、何だって?
知性なんて邪魔なだけだし 本能で
なんて素直じゃないんだろう
眼を回して地に落ちたトンボみたいだね
そんな単純さが君にあるなら
僕はこんなに要らない苦労はしなかった
はずなのにね...『ヒネクレッシェンド』
-
『Can you hear me ?』
夢を視たんだ
掬いざまに 指の隙間から零れる
擦り抜けていく現実
酷く怯える
貴女が居て 俺はただそれを見ている
それくらいしか出来ないで
焦れったいな
寄る辺ない岸で抱かれた熱に
目眩を起こした...『Can you hear me ?』
-
『Double tragedy』
【Double-tragedy】(ダブル・トラジティ):
〈重なる悲劇〉
*最後に見た転がる紅い実の
呟いたその言葉が聞きたくて
伸ばした灯に手が届かない
その前にせめてもう一度ー
異境の地で感じた世界 渡り歩いて
当たり前の様に人を助けた
『救いは何処にも在...『Double tragedy』
-
『エデュケーション』
【ご案内】
これから貴方へ最高のセミナーをお届けします。
センセーショナルでプラクティカルな最先端の情報をご紹介。
お気に召しましたのなら手元のボタンをクリックして、
それでエントリーは終了です。
では、始めます。
* * * * *
忙殺のゲヘナが項垂れ...『エデュケーション』
-
『I CAN NOT』
上昇気流に乗りたいんです、遍く全てを手にしたいんだ。
有限×無限のリアリズム、軽んじちゃってる存在証明<レゾンデートル>
節操無しになれたらいいのに、だったらなったらいいんじゃないの?
結局、口だけ。 笑い草。 今の君は見てるだけでいいね。
出来る・出来ます・出来るはず。
出...『I CAN NOT』
-
『バカバカインド』(馬鹿馬鹿しい kind)
何ソレ 単なる 言い訳じゃん
微笑み絶やさず泣いていた哲学論者の答えは
所詮 人の範疇では理解出来ないと匙投げた
感覚 道徳 理念 創造 理想は泡(あぶく)と似てますね
挙げて連ねても自分がどれにハマるかも解らない
頑是無いヤツを誑かす
こんな悪い大人を...『バカバカインド』
-
『1ポンド・エンペラー』
無様に 無様に 這いつくばれよ
その様なんとも滑稽だ excelent !
もっとだ 寄越せよ 勿体ねぇや
手の内見せたら「いっせぇの」 Bad end
息は酔い良い 反(かえ)りは強(こわ)い
髪 振り乱して よよいのよい
意気も耐え絶え 無さ気は六忌(むい)み
舌 抉ら...『1ポンド・エンペラー』
-
『Double bind』
【Double-bind】(ダブル・バインド):
〈二重拘束〉
〈二つの矛盾命令を受けた者が、それを指摘出来ず、しかし応答せざる負えない状況〉
雁字搦めの押し競饅頭
押し出したのは昨日の弱虫
無知の砂漠に立ち尽くす 独り
置いていかれた毎日にさようなら
搦め置いた押し合い...『Double bind』
-
『Double agent』
【Double-agent】(ダブルエージェント):
〈重なる撹乱〉
〈重なる反対〉
〈逆スパイ、二重スパイ〉
東奔西走 ぐらぐらグラついて
上辺の空で目的すらも見失う
その手に掴んだ重さを叫んで rock you
ギリギリの逃亡線上で愛し合うゲーム
視線が交わるその刹...『Double agent』
-
『たられば』
はっ はっ はっ はっ はっ はっ はっ はっ
はっ はっ はっ はっ はっ はっ あらよっさ
はっ はっ はっ はっ はっ はっ はっ はっ
はっ はっ はっ はっ はっ はっ ほらどっこい
それ それ それ それ!
はんかくせぇ はんかくせぇ はんかくせぇ はんかくせぇ はんかくせ...『たられば』
-
『七夕ゼリー』
口溶けよすぎのラプソディ、
年に一度の快感なんです。
もう一つないの、なんちゃって。
我が侭すぎて嫌われちゃうかな?
さりげないお星様。
私か貴方、
どちらの告白(あい)に
応えてくれる?
ドロドロにして欲しいの。...『七夕ゼリー』
-
『summer canvas』
斜めに線引いた 真っ白な雲筋 ひとつ
ユラユラと揺らめいて さざなみに重なってゆく
スケッチブックに残した
あの夏の青さは 何処か遠くへ
防波堤から見渡した景色を
ひとつ ひとつ 塗り合わせた
鮮やかに差した光の中
透き通る風に流された 夏の欠片
猛烈に駆け出した 季...『summer canvas』
-
『曖昧ソサイエティ』(syoさんとの合作歌詞)
気侭に風が吹く流れに乗って出端につまづいた
失敗を笑ってあやふらにする お気楽すぎたね
方向転換 方針転換 軸足変えて どーにかしたいけれど
逆立ちしてみたらフラフラフラリ 嗚呼 どーしょもないね
『例えこの身が消えたとしてもそれは私が選んだことだから...『曖昧ソサイエティ』
-
『擬態偏執病』(Mimicry paranoiac)
恭しく立ち止まる 何様気取りだ
自信の無さをカバーする 甚だしい虚勢
気分次第 君次第 咬まし合い
自分ってモノが見つからない
軽んじて 甘んじて 馬鹿にされ
All right なんておかしいだろ
物欲しそうに撫で声 ニャァーォ
瞬き一つで次の...『擬態偏執病』
-
『キミらしくないなんて』
もったいぶって 知らんフリして
どうせ正解なんて無いんだろう?
ゴメンネだとか 別にいいとか
きっと いがみ合うだけ 仕方ないな
鏡合わせに屈み込んで
手を重ねた瞬間に
あっという間に理解したんだ
諭(さと)せるだけの世界があるなら
誰も彼もがシアワセだろうね...『キミらしくないなんて』
-
『環状線から』
選択は限られて地平の先へ
諦めきれない思いがあるなら
いっそ死んでも、手に入れたい
双眼鏡から期待を探して
がむしゃらに、ただ息していた
君が居なくなって、笑えなくなった
僕がいた
警笛が脳の奥を揺さぶり始めた
隕石衝突(メテオ・ストライク)をもう一度...『環状線から』
-
『死に空』
花を愛でる心失く
ただ一冊を持って
我は往く
何を求め 何を捨て
引く一線の如く
定まらず
死にたがりやの末路は
遠く遠くの燕に似て
当て所無くただ踊って...『死に空』
-
『心中立て』
腕を無くして 涙枯らして
交わした約束の為だけに生きる
引き千切られる様な痛みですら
君に逢える為というなら
惜しくはないよ
月が二人を惹き合わす
決して褪せない桜の下で
最初は近すぎて気付かずに
嘘を並べて 縒り合わせて...『心中立て』
-
『Rock'n roll Summer Days』
初めて手にしたのは
焦がれた絵に似たギター
爪弾く感覚から
泡立つ蒼い音色
青春なんてもんじゃ
片付けられないもの
一夏の夢みたく
がむしゃらにハメ外しちゃいな
ソーダ水と踊る memories...『Rock'n roll Summer Days』
-
『バンビーナ』
君を縁取りたい
バンビーナ 何を求めてるの
バンビーナ 君の夢を診せて
一途すぎた独りきりの
世界をこの眼に
愛しき君は僕を彩る者
頬を伝う美しさを掬って
今 此処で贈ろう
君を縁取らせて その輪郭も熱も痛みも...『バンビーナ』
-
『8528』(箱庭)
森の奥の小さな家 ひっそりと暮らす狼が居た
独りきりでずっと
臆病すぎて優しすぎる キミは周りにこう呼ばれていた
“弱虫影虫”
通い慣れた道を進む 今日はどんな冒険をしようか
望遠鏡(レンズ)の向こうは
堂々として傷だらけの天道虫が地図と睨み合って
何かを呟いた
「らしくない」...『8528』
-
『月を纏う少年』
道を選ぶ そんな当たり前なこと
解っていても悩んでしまう 間違えたくなくて
意地っ張りですぐ挫ける君だけど
ふてくされたその丸い頬が僕は好きなんだよ
地図の準備はもう出来たのかい?
忘れ物は何もないはず
皆が寝てる隙に行こう
はぐれない様に鈴を持って
纏うのはビロードに描く未来(あ...『月を纏う少年』