ごず。の投稿作品一覧
-
明日への地図の在処を
記した地図を探す
朽ち果てた都市 人の影 痕跡もなくて
この手足 傷だらけで
この体は幼すぎて
それが運命か 君と切り拓いてく
あてもなく 吹き付ける風
見上げる瞳をただ信じて
刻まれた印の意味 確かめるための
旅 今始める...missing memoria
-
明日まで 借りておくから
約束はまだ 果たしきれないから
道端の小石を蹴って 蛇行訓練 2人の決まり
影踏んで釘付けされて 逆さに歌う召喚魔法
このままの時間が 止まってしまっても
2人が笑っていたなら
永遠切りとって 額縁に飾る
勇気の欠片を探そう
昨日のように 今日が来る まるで変わらず
黄昏が...黄昏の約束(仮)
-
今宵はお誂え向き 満月が白く誘(いざな)う
容赦ならもうしないわ はめをはずしましょ
大げさにため息つく
肩肘はって物憂げな
ウブな少女装うの そうよおてのもの
首筋香る 赤い狼 のどを鳴らして待ってるわ
棘を落とした 可憐な野バラ 見せかけの罠気付くかしら
気恥ずかしげに 微笑んでも
ほら この指...DANCE DANCE
-
涙干涸びるほどの 痛み隠しているのかな
そんな笑顔も はしゃいでいても
やけに胸に刺さるんだ
さよならの後味 後悔の残骸
埋もれてしまうなら
顔を上げて
生きて 繰り返す日々が
教えてくれる 隠れてる真実
きみを 引き留めるものは
過去に仕舞おう リボンで飾って...ALIVE
-
カップに残った 冷めた珈琲 温め直しながら
ぼんやり見てる 曇り空の 一人きりの午前9時
上がんないテンションで 街まで買い物行こうかな
メイク決めたんだけど 鏡の中でわたし冴えない
チョコレートみたいな恋なら
どんなに甘い毎日が
この恋は少し酸っぱくて
思ってたのと違ったな
誰の誘いも断ってまで ...sweet and sour
-
古より響く 逃れられぬ輪廻
その息吹
東から始まる 西を目指し沈む
その芽生え
ヤーレン
カモメは告げぬ ニシンの行方
波に訊けよと 羽音犇めく
うさぎは跳ねる 何見て跳ねる
昇る月見て酔う
たまゆらと永遠に揺れ...春雷
-
胸が奮えるような 甘い運命の出会い
憧れたりしてみたけれど
現実はきつくて 涙と友達で 二度と欲しくはない
声を振り絞ってみても 届かない恋は
ミュートしかない映画見てるよう
腕を伸ばし切って 触る 空虚を隠して
心にほのか 灯りがともれば
霞む朝の世界に 不釣り合いな表情のまま
寝付けないベッドで...届かない恋
-
月を見上げても 泣けはしないけど
心空っぽで どうすりゃいいの
脱ぎ捨てた 片方のヒール きらり
分かち合えたあのぬくもり ふらつくわたしを置き去りに離れていくの
夜風吹き付ける 素足痛いけど
愛を失くすのは こんなものかも
抱き上げて 連れてって 今を超えて
叫んでみても届かないの その背中やけに...美月ムーンライト
-
遥かに流れ行きて あれは夢か幻想だろか
霞む山は 露にまみれ 迷う足をひどく濡らす
なさぬ恋と知りながらも 堕ちた鳥は羽を折られ
鈴音高く 空を染める 赤い夕陽 溶けて消える
鈴音遠く 空を撫でる 明日は何処 君は何処へと
深淵はこちら覗き 手招くのは楽園だろか
森は密か 口をつぐみ 迷う足を助けは...SUZUNONE
-
空を描け 僕らの夢 今 鼓動が共鳴し始めてる
出会いだとか 別れだとか 待ち望んですり減り
一人きりも平気だからねと 突っぱねていた
体が冷たくなる 涙さえも凍り付いていく
その瞳を見付けられるまで 眠りも捧げて
空を描け 僕らの夢 今という限界まで
色に染めて 新しくなれば 明日の扉まで あと少し...Draw our future
-
足早に 時は過ぎ
残酷な 軌跡残す
足元では 影は小さく
干涸び割れた地面を壊して
明日はどこからか 希望はあるのか 問いかけても
答えなどはなくて 声は吸い込まれ 静寂があるだけ
人は 汗を流し血を流すばかりで 許されていないのならば
何故に 思考し挑み破れる力を 与えたか
永遠などと 呪いをかけ...Tears
-
大粒の雨 慌てて駆け出した 眩しい背中見て
微かな鼓動 片手に閉じ込める 誰にも気取られず
何故 傷つかずに 大人になれないんだろう
明日見付けたい 夢を運ぶ船を
雲を通り抜けて 彼方目指している
君と響き合い 言葉交わせたなら
僕は構わない 今を君に捧ぐ
季節が不意に 距離感意識させ 体の切なさが...Dream Ship
-
傷つかないと言い張って
無理を重ねてきてたこの街に
残ってしまう
叶わない願いの影が長く伸び出し
絡む体
涙こらえて見上げてる
空は何も語らなくて
ただ優しく ただ穏やか
涙溢れて溺れかけ
空に手を伸ばしたのなら...ソラオカ
-
もしも奇跡が望めるならば
どうか永遠の命をと
でもそれじゃああんまりエゴが強くて
かえってあなたに嫌われちゃうな
片手に収まる程小さかった
飽きる程噛み付いて怒られた
粗相の後にはご飯抜きでも
かしげた首には骨抜きだった
気付けば あれから
随分経ったね...今はまだその時じゃないけれど
-
わたしはあなたがほんとに好きだよ
だから今とても穏やかだよ
いつでもどこでもあなたがいるから
あなたの声が聞こえるから
無駄な繰り返しも 失敗も
あなたに話すと経験になる
頑な想いも 憤りも
あなたを通すと色を変える
季節が一つ過ぎる度
あなたとの時間の長さに浸る...穏やかな日
-
日ごとに深みを増す 夕映えに
見惚れて佇んでる君が好き
宵闇ゆっくり辺りを覆う中で
君の体が 光り放ち出す
幾千の星々流れて来る
夜空の真下 君とふたり
こんなに近く並んでいても 切ない
寂しさ君に届かないから
どんなに心燃やしていても 冷たい
彷徨う指先が...彷徨う指先
-
〈A〉
初めて瞳が合ったとき すでに恋に落ちてたんだ
これは初めての本気で
君の瞳に映る人が 他の誰かと気付いても
もう少し好きでいさせて
〈B〉
雨に打たれても 涙止められないよ
忘れたい 忘れない 君が大好きで
〈S〉
叶わぬ恋ならば せめて願うことを...恋涙
-
一つ唱えて 灯りを消して
二つ唱えて また消して
三つ唱えて 灯りを消して
この願いは 叶うのかしら
何時まで待てば あなたに会える
いくつ数えて 目を開けたらいい
何処まで行けば あなたは帰る
いくつ数えて 振り向けばいいのか
あの日の声 まだ聴こえている
驚く程 鮮明に...Dance
-
退屈な針が 逆さに廻り始め 重力も途切れて (浮かびだす)
近づいてく月 傾き出す地面から 遠ざかる爪先 (なぜ?)
今 地上から3m離れていて
思考回路 ショートして点滅
彷徨い薄れてく記憶の 片隅から視線(だれ?)
幻想じゃなくて
現実だと気付けば
まるで迷い込んだ アリス
白い影を探して
何か...わんだーらんどLOVE(仮)
-
A1 <KAITO>
横笛かすか遠く誘われてみれば
月夜のまやかし 知らぬ人影
A2 <KAITO>
姿は定かなれど妖しさ宿して
時の違いなのか 寂しさ透けて揺らぐ
B <KAITO>
一瞥の横顔 何故か捕らえられて
想い止めどなく 溢れ続け
S <KAITO>...紫陽花月夜
-
太陽なら
もう昇るさ
唯一の定めに
雲厚く 姿
見えぬ時も
さあ 始まりだ
立ち上がれ
消えぬ星に
別れ告げて
夜を燃やし...明日へ~when the day rises~
-
瞳の色に合わせて染めた髪の色は
とれかけて少しも似合わないままで
踵の折れたヒール片手にぶら下げて
ふらつくわたしは帰れない捨て猫
硝子に映る姿 幼さ透けてる
明日なんかはこなくてもいい
届かない誰かの背中を求め続けて
まだ足りない経験を嘆いてみる
例えばねそこから
未来を間違うこととがわかってても...経験
-
偶然だね 今 わたしも帰りよ
手を繋いで 触れる時間が好き
待ち伏せを続けた日 こんなにも
呆気なくなくなる
ただ白く光る 満月が
照らし出している
わかれ
don't forget our sweet days and my love
苦しくて もがいてしまうけど
won't forget you...sweet days
-
履き慣れたヒール脱いで
ひとりでも
I want to dance tonight
このグラス飲み干したら
気分上がる
I want to dance tonight
もう充分傷ついてきたし
誰か優しくこの手握りかえして
I'd love to dance just tonight
I'd real...dance with you
-
雨が上がって 綺麗な空気に
俯いていた 心が目を覚ました
水面に青い色が 悠々輝いて
小さなわたし見て 微笑む
昨日の言い合いとか こっそり思い出しては
なんだか涙が溢れた
8月が空に降りてくる
ギラギラと光 放ってる
迷いも戸惑いも溶けてなくなってしまう
8月が空に降りてくる...ミナナモ
-
星空 今日の出会いを振り返る
笑って
もうどのくらい遠く離れているのだろう
全て意味あることになる
傷も塞がるよ きっと いつか時の流れて行く中で
どこかにあるよ 地図では見えない国
命繋げる ヒカリノカケラを求めて
風吹く道 丘には花束
ゆっくり呼吸して
旅を続けることが運命でも...約束
-
〈A〉
新しい船が 港に着いたら
迷わず乗り込む お供は連れずに
〈B〉
出航の時迫るの 忘れちゃっていいのよ 思い出
肩にかけるカバンも 傷ない卸したてのが似合うの
〈A〉
新しい風が 頬をかすめたら
古い港には 紙テープ投げて
〈B〉...SAILING!
-
〈A〉
愛を紡ぐ物語
語る人はここにはいないけれど
忘れることがないならば
如何に笑うことが出来ようか
〈B〉
旅人であるためには
希望を抱く用意がいる
〈サビ〉
やがて涙も乾くのだろうか...君に届かぬ物語
-
心のどこかでわかっている 嫌になる程
わたしはそんなに弱くはないんだと
それでも傷つく振りしてみて助けを求め
周りの限界すでに超えちゃってる
明日はきっと逃げ出し 誰かのものになる
素直さ忘れ隠れる みじめなわたしでも
間に合うかしら
花のドレス 裾広げ
風をはらみ 大きく膨らんで
閉じた息も 熱帯...My Wind
-
ここに来るのは あれから
三度目の春を過ぎた今日の良き日
思い返す 風景の全部から
滲んでくるのは 苦味で
僕はどうして 俯いてるの
祝福の言葉すらも言い出せないで
僕はね 弱虫
忙しい日々越え 僕も
強さをもってみたつもりなんだけどね
伝えきれない想いが絡まる...コトノハ