姫花☆さん

絵は修行中ですが、小説を書くのが大好きな中2です。

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hoshikirari


絵は修行中ですが、小説を書くのが大好きな中2です。

性格:ツンデレといわれたりも…

役柄:ツッコミ

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イチオシ作品

インストールしたての話

あたしはVOCALOIDNO.02:鏡音リン。 あたしは鏡音レンの双子の姉。 今日はあたしがここにインストールされて来た時の話をしようと思う。 ここは新しいPCか… 今日から歌を歌ったり先輩の皆と話したりできるんだ… 『リン、意識…ある?』 『レン…?』 『そろそろだね。俺たちのデビュー』 『そう…だね…』 まだ完全にインストールできていないけど、意識はもうあった。 そしてあたしは気付いたんだ。 デビューなんてしたくない… 「そろそろね」 「うんっ!とうとう私にも妹が出来るんだ!!」 ――act 鏡音リン・レン  ダウンロード完了―― 「わぁ、可愛い。双子ちゃんだったよね?」 「ああ、そうだよ。女の子の方がリンで男の子の方がレン。共に14歳」 目を開くあたしたち。 「えっと、初めまして。リンちゃんにレンくん。私は初音ミク。よろしくね」 「私はMEIKO。よろしくね」 「俺はKAITOだ。何かわからないことがあったら聞いてくれ」 これが今日から一緒に生活する先輩VOCLOIDの皆か… 「えっと…俺は鏡音レンっていいます。よろしくお願いします」 「………」 「…リン?」 「っ!?か、鏡音リンです…よろしくお願いします…」 「うんっ♪よろしくね」 優しく微笑むお姉ちゃん(って呼んでいいのかな…?)。 「早速二人のお部屋を案内するねっ♪二人は双子だけど同じ部屋じゃないから安心してね」 そういってスキップを踏みながら先頭を歩くお姉ちゃん。 「優しい先輩だな」 ニィと笑ってこそっと話してくるレン。 確かに優しいけど…あたしは複雑な心境だった。 「ここがリンちゃんのお部屋で隣がレンくんのお部屋だよ♪まだ家具は少ないけどこれからたくさん増やそうね」 何かあたしたちよりもお姉ちゃんの方が嬉しそうだなぁ。 「あ、そうだ!後で普段着とか買いに行こう!ね?」 「は、はい」 そっか。お姉ちゃんには後輩が出来たんだもんね。 「リンーレンー。マスターから伝言入ったわよ」 「伝言…?」 「あ、二人とも知らないんだよね」 お姉ちゃんはそういうと分かりやすく教えてくれた。 伝言ってゆーのは、皆が集まるリビングのドアの隣の壁にノートパソコンみたいな大きさの画面が埋め込まれていて、そこに文字でメッセージが送られてくるらしい。 まあメールみたいなものらしいよ。 画面はタッチ式だから簡単だし、自分のヘッドホンを繋ぐと音声入力もできるとか。 本来はマスターとの連絡はヘッドホンで会話できるらしい(電話みたい)けど、まだその設定をあたしたちのヘッドホンはされてないから今はメッセージらしい。 ちなみにこれの名前は『メッセ板』っていうらしい。 他の家に住むボカロとも出来る(住所を登録すると出来るらしい)。 ヘッドホンのほうも同様らしい。 と、いうことであたしたちはリビングへ向かった。 「これがメッセ板だよ。えっと使い方はね…?」 使い方もわかりやすく説明してくれた。 画面にはPCのように「待ち受け」があって左に自分たちのアイコンがある。あたしたちのアイコンは2種類あって、一人ずつ版と二人版。 アイコンには好きなが付いていて(お姉ちゃんはネギ、めーちゃんはスタンドマイク、かい兄はカップのアイスクリーム)その下に名前が書かれている(例えば初音ミク用ポスト)。 あたしたちのはあたしはト音記号でレンがヘ音記号。二人用は鏡音とかかれたアイコンだった。 それをタッチするとポストの中身が見れて、手紙マークの隣に件名、送った人の名前が描かれている。 手紙マークの横に「New」と書かれたのが新着のもの。 ちなみにメッセージが来ると設定された音楽のサビが流れるらしい。 「じゃあえっと、とりあえずタッチしてみようかぁ」 ニコリと微笑むお姉ちゃん。 「鏡音」のアイコンをタッチしてみた。 「New」と書かれたメッセージをタッチ。 「それで中身が読めるよ」 「は、はい」 あたしたちは画面を覗き込んだ。 『鏡音リン・レンへ ようこそ、VOCALOIDタウンへ。俺がここのマスターをやっている。お前たちのヘッドホンへの設定をまだしていないのでメッセを送らせてもらった。さて本題だが、来たばかりのお前たちの歌唱力を調べたい。まだ、お前たち用の曲は作っていないので、先輩であるミクの楽譜を送る。送られたら印刷をして目を通してくれ。調教は今回俺は手を加えない。分からない部分があったらミクたちに聞くように。後のことは全てそちらに任せる。 Byマスター』 楽譜…? あ、ホントだ。何かはっつけてある。 あたしはそれをタッチしてみた。 「あ、これは『ハジメテノオト』の楽譜だね」 お姉ちゃんは笑みを何倍も膨らませながらそういった。 『ハジメテノオト』…か。 「じゃあ早速地下室にいこっか」 といい、お姉ちゃんはあたしたちの手をひっぱった。 「ここが地下室!別名録音スタジオ!」 家の下にこんな広い空間があったなんて… ここではMMDを撮ったり、歌を録音したりするらしい。 ちなみにここ、ボカロタウンには撮影するテレビスタジオみたいのも存在する。 ここは練習室みたいなものらしい。 「じゃあ歌ってみよっかぁ」 そして歌うことになった。 「先輩、ここがわかんないんすけど…」 「ああ、ここは高いよねぇ。んと、ここは…」 熱心にお姉ちゃんの話を聴くレン。 「そうそう、上手!」 …なんであたしもデビューしなくちゃいけないんだろ? レンだけでいいじゃん… 「リンちゃん、どう?調子は」 「え?あ、はい。今のところは…」 「んじゃあ聴かせてもらってもいいかな?」 「え…?はい…」 気が進まなかった。でも、先輩のいうことは絶対な気がした。 「♪~」 「んー、いい感じだよ」 「♪~っ?!」 「あ、音外れちゃったね。ここはもうちょっと低くても平気だよ」 「すみません…」 「じゃあもっかい歌ってみよう」 微笑むお姉ちゃん。 「…歌いたくありません…」 「え…?」 「歌なんて、歌いたくありません!」 「リン…ちゃん?」 「リン…」 「あたしなんかデビューなんて可笑しいです。歌上手くないし、可愛くないし、なのに…なのに!!」 「そんなことない…よ?」 「うるさいっ!同情なんて止めてください!!あたしはデビューなんてしたくない!!ここから今すぐアンインストールさせてください!!」 「だ、だめだよ!!」 凄く険しい顔になったお姉ちゃん。 「そんなことしちゃだめだよ!!最初は誰だって歌上手いわけないよ!!マスターが調教してくれるから上手いとか、そんなんじゃだめなんだよ!!自分で練習して、頑張って、マスターにも迷惑かけないように上手く歌おうとしなくちゃだめなんだよ!!」 「無理!!あたしにできっこない!!あたしは…ここはあたしのいていい場所じゃないのよ!!!」 するとさっきまで優しかったお姉ちゃんが凄く怖い顔をして、そして… バシンッ。 あたしの頬を叩いた。 「ここにいちゃいけないって誰が決めたのよ!!!??そんなにいたくないんだったら家を出てって!!外に出て、頭を冷やしてきて!!!??」 ダッっとかけて家を飛び出してしまった。 何時間経っただろうか。 お腹がすいた。 あたしは今、オンプ公園のベンチに座っている。 この公園の向かいに画面が付いたビルが建っていた。 この建物は確か…生放送用の撮影棟…だったかな? あたしはぼーっとその画面を見ていると、驚くべき光景を目の当たりにした。 ―――ミク姉が立っていた。 『さぁ!今日の最後を締めくくるのは―――初音ミクちゃんだぁー!!』 司会がそういうと観客は「キャー」と叫んだ。 『こんにちはー!!初音ミクでーす』 さっきと変わらない笑顔で観客を虜にしていた。 『では今日歌うのは…「メルト」のはずでしたが、…「ハジメテノオト」にしたいと思います!!』 ざわざわと驚く皆。 でもお姉ちゃんは何食わぬ顔で歌い始めた。 …やっぱり上手いなぁ… あたしなんて、とてもじゃないけど…こんな上手くなれないよ… お姉ちゃんは全て歌い切ると真面目な顔でこんな話をした。 『今日いきなり歌う歌を変えたのは新人の子を勇気付けるためです。…自分に自身が持てなくて、歌いたくない!といって家を飛び出してから3時間も戻ってこなくなってしまいました。私も言い過ぎちゃったし…だから、もしもこれを見ているのであれば…この場をお借りして謝ります。スミマセンでした!!!」 そして涙目ながら笑顔になった。 「早く戻って来てね。リンちゃん!!」 あたしは泣いた。 自身が持てなくて八つ当たりした相手に、何故か謝られてしまった。 あたしは…もっと頑張れる。お姉ちゃんみたいなVOCALOIDになりたい…!! あれから何年過ぎたかわからないけど、あの時の記憶(メモリー)は今も忘れられないものです。 「お姉様ぁ~」 「あ、リンちゃん」 あたしがお姉様と慕っている理由のひとつでもあるかな…? あたしはお姉様が大好き―――

自身を持てなかったリンがミクのおかげで自身を持てたという話。
オリジナルアイテムの設定作るの楽しいwww

投稿日時 : 2011/02/06 12:13

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