私がインストールされてから3ヶ月が経った。
早いな…
私の知識は増えて行き、カイトさんに対する思いは募っていった。
でも…私はなかなかカイトさんとデュエできないし、一緒に居られる時間も短い。
メイコさんやミクさんが羨ましいよ…
PiPiPiPi
「あ、マスターからの伝言…」
『――アールカ、聞こえるか?』
「はい、聞こえます」
『良かった―最近PCの調子が悪くてな…』
「そうですか…で、ご用件は?」
『おお、おうだ――た―実はな――』
んー、聞き取りにくい。
『PCの調子がおかしいせいか、お前のために作った曲が消えてしまって―な―曲だけならいいんだが、そ、っちは何か問題ないかと心配―になってな』
「そうゆうことは私ではなく、メイコさんのほうがいいのでは?」
『それがな―さっきから交信しているんだが…応答がなくてな…うんともすんともいわないんだ』
「そうですか…」
メイコさんは確か今、部屋で歌の練習をしているから…それにメイコさんはヘッドホンじゃないから気付くのに遅れてもおかしくないよね。
「では、私のほうから伝えておきますね」
『ああ、頼むよ』
じゃあ早速メイコさんの部屋に…
私は部屋を出ると、違和感を感じた。
やけに…静かだな…

コンコン―
何回もノックをしたけど、応答がない。
「?メイコさん??いらっしゃらないんですか?…開けますよー?」
ガチャリ―
誰もいない…?
何処いっちゃんたんだろう?
じゃあ…ミクさんに言ってみましょうか…

コンコンコン――
「ミクさーん?いないんですかー?」
ガチャリ――
「ミークさーん??おかしいですね…誰もいない・・・」
おかしい…おかしい…
「メイコさん?ミクさん?レンさん?!リンさん?!カイトさん?!どこですか?!」
誰もいないなんて…?!
ファイルにバグが…?そんな…
「み、みなさぁん!!どこですかぁ!?」
うぅ…皆さん…
「ヒックヒックう、うぅ…」
私はまだ未熟なのに…皆さんがいなくなったら…私、どうすれば…
まだ…気持ちを伝えてないのに…

「皆さん――」
ガチャリ――
「ただいまぁー」
「んー…」
「あ、ルカ寝てたのかな?起こしちゃってごめんね?」
「夢…?グスンよかった…」
「えっ?!ちょっとルカ!?アンタどんな夢見てたの?」
「わぁぁぁ!?よかったぁ」
「ん…?何かあったの?」
「わぁ!ルカちゃんが泣いてる!!」
「一人で措いていかれたから怒ってんだろ?」
「そ、そんな子供みたいな…」
このとき私は、ホントに夢でよかったと思った。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

一人ぼっちのルカ

何だ…夢か…

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閲覧数:356

投稿日:2010/10/31 19:11:40

文字数:1,063文字

カテゴリ:小説

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