joの投稿作品一覧
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「この世界の王様はひとりぼっちなの?」
潤んだ瞳で尋ねる幼子 たった一瞬の
呪縛からの解放感と燃える使命感放つ
「そんなことはないさ、未だ世界の数。」
不意にみせた笑顔の華 たった一瞬で
束縛からの開放感と燃える保護欲放つ
このまま このときが 止まれ なんて
言って ときが 止まったって
見たいの...この世界の王様
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そうだよな。私が首を括りそうでも、飛ばされようと、何も。
お前が考えて欲しいのはおまえの我儘だよな。思いやりか?
受け入れてやる。受け止めてやる。受け流すよ。私なりに。
お前の欲しがる総て叶えてやる。戯言に付き合ってやる。
少なくともお前が私の決めた人が建てた傘に涼んでいる。
それだけだ。お前を優先...そうだよな。私が首を括りそうでも
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しごとなど ふやさなくていい
ふやしたいのは やすみのほう
なまぐさな せきにんしゃの ほうとしきでは
じだいのながれに きがつのった わこうど
なまぐささに かれらのかれいな まいにち
いつ せおわされるかの しょけいしっこう
いうことがきけないのは ひとにあらず
かれらは おわったときのなか
か...かいかくはばくはつだ
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いつかいたばしょ
あいまいみー ゆーゆあゆー
いつだってここには
あなたとわたしで
めのまえにいたはずなのに
いつのまにか きえてくふうけい
ここはブラックボックスだれもいない
ぼくだけのせかい なにもみえない
きこえないの あなたのこえすら もう
なんだってんだ...いつかいたばしょ
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なきむしひーろー
すべてがさわぎだしたとき、だれがたちどまってきくんだ?
だれがいっぽたちどまってかんがえる?
こわれたちくおんきみたいに
だれかのかんがえをくりかえして。
じぶんのきもちをじぶんにきかず、
だれかをたよりに。なにかのせいにして。
つづいてくあすをひとまかせにして、ひとまねして。
そ...なきむしひーろー
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新しい市街地の中路2分
象徴的な円球の像の昇坂
学年定員200人の普通科
通称は「バカ育成学校」
県内2位のデザイン科目指し
黙々積み上げた座学達が
無意味な数列の正しさ競う
へのへのもへじの匿名希望
がねじれもつれの白い部屋
空中分解 奪取脱兎...100年余りのネズミ色
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ほしのような蒼い花
つきのよるあなたと
歩く桜並木道
てりかえした白い髪
ウサギの目あなたの
くれた日々が嬉しかった
永遠の意味何も知らずに
ただ待つだけのわたしに
あなたがくれた一夜の永久
わたしは紡いでいくの...あの花とあなたがいる風景
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please kiss me
街の路地 茶店前
ハイヒールでも
届かない唇に
あなたとの距離
縮めたいの
その冷たさが気持ちいい
いつものコース
ブラックのコーヒーと
白いケーキ...レアチーズ
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アリの8割は寄り添うだけ
巣作りと運営は2割がする
それならば蜜も2割分割で
いいのではないだろうか?
アリの8割は気付かない事
奇襲に出食わすアリは2割が守り
騒ぐアリたちを8割収束し
いいできとはいえないのか?
アリの世界は女社会の構図
1匹の女王にだけオスが嫁ぐ...アリのうた
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働き方など改革しなくていい
改革したいのは休み方の方
ナマグサな大人が打ち出した
時代の波に責任感じた自殺者
屍の上に彼らの豪華な日常
いつ背負わされるかのクロス
いうことが聞けないのは人外
彼らはロストした時代の中
証言者を口塞ぎ葬っていった
残ったのは取り残された負債...改革は爆発だ
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出会ってから12ヵ月のキミ
連日の病院 疲れてる?
俺からキミ 喜ばせる「何か」
考えて練った歌が裏目に出た
*頼っていて欲しい
ただ受け取って欲しい
キミとの時間俺だけ
見てて欲しい
贈ってから数日後
何で「俺目線」で...DARS
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ココロ揺れるたび 静かに
ゆらり ゆれて いう
ココロ弾むたび 小さく
はねて そらを あおぐ
キミ照らす 透明な碧は
「確かにあの日の キミの未来」
繋がる手と手 諦めなかった想い
今確かに手にしてる ペリドットの輝き
ずっとキミの中 閉じ込めてた光
今 輝き出した 眩いキミの結晶...太陽の石
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あれ、何してたっけ?
何見てたっけ?
誰といたっけ?
何食べた?
何考えた?
何喋ったっけ?
空白になる。
空白になる。
空白になる。
昨日の朝と同じ...昨日の朝
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前のめりで 垂直に捉える
交差点では 必ずぶつかる
キミの目には 先が見えていて
いつも一手先を 考えてる
でも今の2人が交差してないの
キミ知ってる?ボクだけ放置?
キミみんなをみていて結局
誰のことも見てないでしょう?
ボク考えてるの独りきりで
キミの隣りにはいちゃいけない?...前衛的なキミ 後衛的なボク
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「I MY ME」「YOU YOUR YOU」
いつだってここには
「あなた」と「わたし」で
目の前にいたはずなのに
いつのまにか 消えてく風景
ここはblack box 誰もいない
ボクだけの世界 何も見えない
聴こえないの あなたの声すら もう
なんだったんだ。
あんな愛晒して...いつかいた場所
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全てが騒ぎ出した時、誰が立ち止まって聴くんだ?
誰が一歩止まって考える?
壊れた蓄音機みたいに誰かの考えを繰り返して。
自分の気持ちを自分に聴かず、誰かを頼りに。
何かのせいにして。
続いてく明日を人任せにして、人真似して。
創造せず、構想せず、顔色伺って。
正しさなんて求めあって、嫌悪しあって。
...泣き虫ヒーロー
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全てが欲しかっただけ
依存するモノは全部
欲しいだけ手に入れる
ルールなんてあるだけ
ないようなモノ全部
俺の思うまま
通したいものなんて
通し方があるだけ
嘘の数だけ 人があるだけ
偽りを制す偽善はいつも...大罪〜強欲の幕〜
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聴こえない 見えない
触れない 記憶にない
動けない 止まらない
あの顔が リフレインして
喉の奥が乾き出す
すごく憧れて すごく話したかった
きっといい友達になれると信じてた
番号の交換して ゲームも揃えてみた
約束して スケジュール埋める
時間が嬉しかった...大罪〜暴食の幕〜
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イチド ニド サンドともそう
赦されるやつはゆるされていた
イチド ニド サンドしてそう
俺だけがゆるされざるひとだった
みんなそう罪は重い 隠したい
見たくない 背負いたくない
許したくない 猪狩の鎖を
鎮め鎮め鎮め この心だけ
忘れなければいい
鎮め鎮め鎮め この祟だけ...大罪〜憤怒の幕〜
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私を見て 晒して あなたの愛
2人だけの 密やかな時間(とき)
あなたが放った行為
2人犯した罪の誘惑
甘い 苦い 白濁の包囲
いけないことが 楽しかった
いいじゃない もう疲れちゃった
あなたの呪縛好きだったのに
すごく すごく スリル感じた
あの瞬間 ときめきだった...大罪〜色欲の幕〜
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だってだって ズルイよ
そうでしょ?
いつもいいとこどりで
優しくて
仲良ししたくて呼び出した
他愛ない 素っ気ない
カッコいいから友達したいよ
興味ない 脈も毛頭ない
知ってるキミが好きなのは
ーセイカクヨクテ...大罪〜嫉妬の幕〜
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あの時 あのまま
キレイでいられたら
無垢でいれたかな?
訪れた運命は突然。
罠(あなた)にハマったみたい
いつになったら自由になれる?
ソレハシラナイ いつ赦すの?
抜け出そうとした もがいてもそう
あなたの呪縛が 赦し(ボク)を拒む
サイハテガミエナイ...大罪〜傲慢の幕〜
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果てしない悲しみの淵(ふち)
迷い込んだ貴女の迷路
思い出す 涙の跡
苦しい 胸騒ぎ 切ない
こんなにもスキがイタイ
いつもの笑顔 明るい貴女
軽やかな空気 甘える時間
守るために充電
ー気づいて
貴女の声...虹〜悲しみのあと〜
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もう
めんどくさい
めんどくさい
めんどくさい
綺麗事
やりたくない
やりたくない
やりたくない
雑用毎
「必死」は死ぬだろ...大罪〜怠惰の幕〜
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城下町のある農村で
それは栄えたある一家
タバコの葉がよく売れ
豪華な魚も手に入った
焼けた土地には稲が
命からがら寄り添った
人との間には次々宝が
でも何故 僕には似ない?
でも何故 僕には懐かない?
気になり 彼女に聞いた...ちゅらかーぎー
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赤い花の似合うその島は
緩やかな坂の下にあって
そこでは毎晩酒が運ばれ
行き着いた流れ者は給仕
彼らはいつも決まってて
聞きたくない言葉には
怒号を飛ばし威嚇した
理由はいつも流れ者に
尋ねた答えが気に召した
その時だけの優しさで...ある小さな島の愛
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友達だから仲良くしよう
時々、甘い声でオネダリ
甘え上手が羨ましくなる
可愛いから許してあげる
でも、私も甘えたい時も…
一緒に笑ってお出かけして
同じゲーム 同じアクセ
何やかんやで付き合ってたら
止まらない 引いてかない
ブルートーザーみたいな娘...年下の娘(こ)
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出会ってから12ヵ月のキミ
連日の病院 疲れてる?
俺からキミ 喜ばせる「何か」
考えて練った歌が裏目に出た
*頼っていて欲しい
ただ受け取って欲しい
キミとの時間俺だけ
見てて欲しい
贈ってから数日後
何で「俺目線」で...DARS
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分かり合えなくて喧嘩して
離れ離れになった日
わかり合いたくて走った
そして迎えたあの朝
寂しさでつっかえてた
窮屈なノドの奥の奥
張り付いて離れない
慣れた作り笑顔の影
見せない様に片付けたココロ達
誰かに言わせたら...あの朝
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イルミネーションの街
いつもより騒がしい人波
冬の終わりの風が
鼻の奥突き抜けた
電飾の部屋の暖房
凍える肌を寄せて2人
確かめ合った恋の重さ
滲んでいく汗と汗
こんな夜は初めてだから
わがままを許して欲しい...冷たい夜