ここではコラボに小説を投稿しております! 他サイトでも、基本は小説書いてます~(*-д-)ノ。o○゜+。 リンレンかわいいです、大好き。
プロフィールを見る投稿作品6作品
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ボーキャラ「IA」のマスター、ルカの家にて。
「じゃ、行ってくるね」
「いってらっしゃい、マスター」
マスターはにこっと笑うと、部屋から出て行った。
机の上からはしごを上り、窓枠へ上がるとちょうど玄関からマスターが出て行くところだ。
背伸びをして手を振ると、マスターが気づいて手を振りかえしてくれる。...DTM!-EP7-
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ある、高級住宅の部屋の中。
カチッ。
「はじめまして、私はボーキャラのIAといいます。」
「おぉ!動いた!」
今日新発売されたばかりのボーキャラの新モデル、「IA」が机の上で軽くお辞儀をする。
その滑らかな動きにルカは感動した。
クラスの友達の中でボーキャラが流行っているというのを聞いて、
早速お父...DTM! ―EP4―
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紫陽花の記憶~第4話~
ミクはエレベーターに向かって全力で駆け出す。
レンは困ったように笑いながら、手の中でコーラの缶を転がした。
自分のカバンの場所を聞いたとたん走り出したので、
なにか大事な物でも入っていたんだろう。
でもリンのベットの上だと、なにか都合が悪かったんだろうか?
ベットの下にあった...紫陽花の記憶~第4話~
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紫陽花の記憶 ~第三話~
グミはスタスタと病院のガランとした廊下を歩いた。
白いレースに黒いドレスのようなゴスロリの服は、
病室の廊下にはひどく不似合いで、グミの心情の可笑しさを物語っていた。
そもそもどうしてゴスロリを着てきたのかもわからない。
人に会いにいくのに変装などする必要はなかったはずだ...紫陽花の記憶 第3話
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「じゃあリン、また来るね!明日はチューリップ持ってきて上げるから!!」
ミクはそういうと、リンに手を振った。
リンが笑顔で手を振り返す。
「ミクちゃん毎日来てるの!?」
レンは驚いた顔で言った。それを見てミクは切ない気持ちになる。
レンも本当は毎日会いに来たいだろう。きっと一番リンの事を心配して...紫陽花の記憶 第2話
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ミクは公園の横の道を通りぬけ、広い道路へ出た。
今日は空が青い。久しぶりの晴れだ。ここんとこずっと雨が降っていたから、少しだけ嬉しかった。
交差点で信号が青になるのを待っている間、
ミクは公園の花壇に植わっていたチューリップを見ていた。
今度はチューリップを買ってこようかな、などと考えているうちに...紫陽花の記憶