タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧（54）

最低だったよな
僕ら水槽の中の生命
再会は無いね
そんなことどうだっていいさ
最高だったよな
記憶の中の青い風景
最終回なんだ
ドラマの後の胸のようだ
ああ、今も空の向こう
きっと僕ら優等生さ...

窓から見える青い星が
少しづつ小さくなった
私の心も同じ様に
過ぎゆく日々に擦り減るのだ
遠くで見つけた仄暗い光を
まだ諦められないまま
あの日貴方から届いた信号の
意味を教えて欲しくて
貴方の暮らす星を目指して
私は迷い続ける...

君がくれた燈を
今でも抱えているんだよ
深い青が澱んでいる
また一人で浮かんでいる
僕らの時間はやがて
凍えて仕舞うみたいだね
息ができないくらいの
重い水圧の中で
僕の声よ響け
この最低な夜の間...

いつの日かの僕は
君の背中に乗り込んで
少しだけ背伸びしてみた
この広い海原
臆病な僕には
君は構わず飛び込んで
誰からも愛されていた
君が遠くなっていく
誰かの声に惑わされるくらいなら
僕の心はそんなものってことだろ！...

月が咲いていた
君は淡い夢の中
涙をぎゅっと溢さぬ様に
夜を見つめている
もういいかい
嘘を隠してまで
ここには居られないと思うの
違う心根が絡まっては動けないわ
このまま二人で夢うつつ
彷徨う、永遠の宇宙...

またまたそんなに考えて
君は何処へ行くのですか
拙い言葉のだいじょうぶ
涙見せぬ様に言いました
僕には何も分かんないよ
君の素晴らしさも将来も
だけども僕は信じているのさ
精一杯のきらめきを
泣いたっていいのさ
そんな強くないから...

平凡だった毎日が
遠い過去の話になる頃に
歩幅合わせ歩き出す
君の掌が解れない様に
水溜り映す彩
雨の匂い 涙浮かぶ緑
晴天の下 僕ら身体一つ
何も求めていない
何処まで続くだろうね
何処までも続いて欲しいよ...

辛いことがあるんだけど
何が辛いのかわからないよ
そんな時は思い出して
君が貰った沢山の愛
そんなの何処にあるの？
綺麗事ばかりは聞き飽きた
どうかな目の前とか
探してもいいのかも？
何もかもどこかに置いてって
今日は同じ夢を見ませんか...

例えば　明日世界が粉々の塵に
なってしまってもいいんだ
君は笑った　強がりだってこと
分かり切って
なのに　僕は何にも
出来やしないんだ
自分が傷つかぬ様にしたかっただけ
そりゃ浅ましいよな
騒がしい毎日を君は絶えず生きていた
それが僕に大切を教えてくれたの...

真っ赤に燃える花弁
人混み抜けて開いた
待ち合わせはとっくに
過ぎているのに一人だ
パッパッと光る花火が
冷たい頬を照らした
初めての浴衣で
気取ってみたの、君のため
少しも楽しくないのです
後で飲み物奢らせなきゃ...