好きな時に、 気ままに、 絵や詩を描いています。
プロフィールを見る投稿作品14作品
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A
私より高い世界をみてる
きみの横を
赤いマフラーを揺らして歩く。
お気に入りのスニーカーじゃなくて
ちょっと背伸びしたブーツで
B
こうやって意識してるのは
私だけかな。
きみはいつもと変わらない。...想い
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A
大空を飛ぶ鳥のように
大空に浮かぶ雲のように
私のこころも
現実から逃げ出さないで
向き合えるのかな
B
変わらないいつもの制服翻し
空を飛んでる私が
リセットされたこころでいて...空飛ぶ女子高生
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A
暗い森のそばのお家の少女
赤いずきんかぶって
森の中のおばあちゃん家に
おつかいに行くの。
森には怖いオオカミがでるから
気をつけなきゃね
B
絶対に通っちゃいけない道
でもそれは秘密の近道...黒い森の少女
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A
遅刻魔の私が今日たまたま
早く目が覚めた。
時刻は午後6時42分。
ご飯を食べて、カオ洗って
ランドセルしょって家を飛び出した。
B
誰もいない学校に
少しだけ心躍ったの。
階段駆け昇って...隣の隣の席の田中くん
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A
レンズ越しに見た君は
いつも通りの笑顔だけど
あたしから見た君は
どんな表情(かお)をしているの?
B
あたしから見た景色は
ボヤけた世界。
君を好きになればなるほど
レンズ越しにみた君は、景色は...現実レンズ
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A
からっぽだった僕の心に
君に出会った、瞬間。
0から1と2と3、4と恋という液が
僕のハートに注がれた。
B
アクリルパネルの水槽のように
くだけない、僕のハート。
からっぽで何にもなくて
誰かを好きになったこともなかったのに。...アクリルハート
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サビ
大きな緑の鞄に
沢山の夢を詰め込んで
眠るあなたたちに送るわ
夢の郵便屋
A
まんまるい大きな月に
私の背中は照らされて
不思議な光に影がつくられる
そう、夜に潜む黒猫のように...夢の郵便屋
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サビ
大きなフォークに片手にナイフ
シロップいっぱいの甘いホットケーキに
切り刻んで口に頬張るの
さあ、次の候補はどれかしら?
甘党の小さなお嬢様
A
チョコレートにビスケット
食べられんばかりのケーキの山々
好奇心多いのお嬢様は...理想郷のお嬢様
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サビ
フリルとレースに膨らんだ私
心も飾って、宝石のように気高いのよ
美しく輝く、私の髪に
頭上で煌めく――廻王冠――
A
すべてを手に入れるまで
私は此処に在りつづけるものなの
白いお顔に甘い微笑を浮かべ
此処から獲物を見つけるの...廻王冠
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サビ(リンレン)
さあ、手を取りなさい
退屈そうに真白な
足を投げ出して
色のない瞳を
真っ赤に染めて上げましょう
A(リン)
チョコレート色の
くまちゃん抱いて
青いシーツに身をゆだね...迷子のアリス
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A
ねぇ!
何か、忘れてない?
…今日、あたしの誕生日なんだけどっ
忘れてたなんて、許さないんだから!
B
大好きな彼
ちょっと可愛い顔して、
何気に美形だし
あたしよりも頭いいし...わがまま恋情
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A
寂しいとかなんて
口に出してないけれど
マジックで塗りつぶした心の片隅には
赤く輝く、気持があった
B
ピンク色のマーカーで
恋心を塗ってみたの
とても、とても大きくて
真白が埋め尽くされちゃうの...ココロペン
-
君の声を聞きたくて
そっと、耳を澄ましてた
心がドキドキって高鳴って
顔が真っ赤になっちゃって
君は不思議そうに首傾げちゃって
スプーンを入れたら
くるん、くるりと回して見せるの
柔らかい香りに漂って
ミルクがくるくる渦を巻くの
君と一緒にいたくて...ミルク恋色
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夜のバルコニーで
星を数えながら
歌うの、心を込めて
らうら、ららららら
聞いているのは
木に止まる梟
巣の中で眠りについたリス
らうら、らりららら
空に橋を架ける流れ星
渡って、他の星に出かけたいな...バルコニーの夢