まるちの投稿作品一覧
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何も捨てない
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狭間
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現実
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理想
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悲しい人の手に触れて
優しさを知ろうとして
不確かな愛を謳って
わかったような気になってる
どこにも、ないよ
落としたわけじゃないから
名前も、ないよ
降らぬは未知のものだよ
僕なんていなくてもいいと
思わせてくれてありがとう...露に泡に
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あの夏は遙か
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まだ覚えている
あの日の光景を
懐かしくなんてないよ
この道の元にあるだけ
足音が響く
風が抜ける部屋に
僕らの痕が残って
この先も変わらずにいて
優しい花が
苦しい汗が...3月の君
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まだ春のうちに (1920×1080)
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まだ春のうちに
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夏の綺麗
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「またな」
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あの夏のヒマワリ
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青い夏と、君の音。
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この夏が溶ける前に!
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自由の青
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自由の真ん中
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permafrost
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あたたかい日だった
寄り添った
心の隙間を
埋め合った 襞
忘れてしまった
温もりは
違うね 違うね
知らないでいた
淋しくて
ただ溜め込む涙は どう手放そう...永久凍土
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壊してみせたなら、次が見えるかな?
弱い言葉 並べては
誘う 一秒
その先を生きていい
理由にするためだけの
傷をつけて ただ
刻む 今を
泣き疲れた顔隠して
満員電車に押し込む
どう言えばいいんだろうか。...一秒
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あぁ 願いはもっと
奥深くまで
潜って絡む
しがらみのように…
流した労を
許した罪を
足跡にして辿り着くまでは
望むことを諦めない
手放すことは惜しまない
この先に何を代わりにしようとも...SEEK
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あなたの言葉を待つ間に
枯れてゆく花に溶け入る
毒混じりの愛が抱きしめて
呼吸も時間も忘れ、落ちる
染み込んだ営みのよう
今日も 今も 一部のまま
体から離れないのね
ほらね 欠片 見つけてるの
消せない記憶よりもっと
近くて触れるだけの僅かなもの...緋く
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慣れた 耳鳴りと
目眩を引き連れ 歪む 足
平穏 遠い街
廃れてく 馴染みの風景
もう “時期” だね
当てなく行くには
時が経ちすぎた Handy City
喧騒 数え切れぬ 人の群れ
が、 孤独たち よく似た顔の
知らない 誰か...Handy City End
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窓に吹き込む風が
カーテンを押し退け
ふたりを隔てるように
君を隠したの
窓辺に揺れて
ときめく恋は
距離を広げた
知らない歌で
過ぎてく時も
変わらぬ日々も...凛と佇む
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戯れです
首輪もなく
愛想を振り撒き
すり寄って
“ごろごろにゃあ”
行かないでよ
優しく撫でれば
「捕まえた」
“あぁすぐに 逃げ出したい”
なんて お気の毒は 誰かな?...Pussy
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綺麗だって なくたって
夜の風は通り過ぎてく
騒めくほど 心は
どこで目を瞑ろう
公平で 聡明な
裸の瞳で見つめた
幼い 憧憬は
いつからか半透明
波間に 揺れていた
折り重なる時は経過して...リブラ
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隠れた星の居場所を見つめて
まだ探してる
癒えない傷跡
なぞって横になった
夜の中に溶けていった
夢明け 未明の覚醒
滲む汗に 茹だる街だ
立ち枯れの僕の幻想
爪痕だけ残って
朽ちたはずの 嗚呼 あの頃を...Last Day
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朝になって また
確かめるように
瞼をこすって目を開けるの
だって
呼吸 ひとり分
ずれて 重なって
隣で眠る
君を願う
I promise to be with you.
I promise to be with you....Promise
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青さを増して 迫る世界
膨れ上がる想いを隠して
僕らはまるで そう夏の蔭
重たくなった 湿る肌
纏わりつく恋とか夢なら
盛夏に焦がして
綺麗に書いた ノートのページを
見返し気付く 「真似事だ」
憧れだって 近付けないから
よく似たものに 重ねてた...真夏の後味
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消えない靄を絶つように
握った 痛み 触れた
抜けない あの日の棘が
残って 残って 残って…
真夜中に 目が冴えて
夢の跡 手繰り寄せてみても
跡形も 無くなった
夜の間(ま)に 溶けていったみたい
拾ったばかりの
昨日の愛も...濃紺
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解(ほど)け落ちて
土に宿る 希望
絶えぬ愛の
言葉を注いで…
選び取った 今を流れ
向かう先に いつも見失う明日
内に 巣食う魔に
乱される思考は
どこから生まれ出たの
私の根に絡む...再生夢