りりんの投稿作品一覧
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モミジ
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大久野島から
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うさぎ 2
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うさぎ
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月
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月(上からUP)
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月(下からUP)
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月とオリオン、風車
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湯気が星のない夜空へと消えてゆく、午後十時。
白羽(しらは)家のメイドの長(おさ)である鈴木志穂(すずきしほ)二十二歳は、露天風呂に浸かりながら自分の豊かな胸を両腕で隠した。
「私としたことが・・・・、忘れていましたわ」
うつむいて零(こぼ)すその言葉は、細身で筋肉質の男に向けられている。
「...メイド長と執事の関係
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庭園へ
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エンジェルロード
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サイ その2
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サイ
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ミーアキャットその2
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ミーアキャットその1
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月 (望遠鏡使用)
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「交差点」「雨」「少女と猫」
肩までの髪を後ろの左右で結んだ少女が一人、公園のベンチに座って夕焼けの空を眺めている。
空が激しく色を変えてゆくこの時間に、こんな小さな少女が一人でいるのは珍しい。それが少し、気になった。
「お嬢ちゃん、何か考え事かい?」
少女はハッとしてキョロキョロ辺りを見回す...「交差点」「雨」「少女と猫」
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中途半端な月
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高校生活最後の冬といえば、普通は受験だ就職だとピリピリしているもんだろう。だが、俺は未だに緊張感もなく、自分の進路に漠然とした迷いを持っていた。
大学に行ったところで特にやりたいことがあるわけじゃなし、かといって就職したいわけでもない。惰性で受験勉強を続けているが、俺の本音は「自分がどうしたいの...月光に咲く花
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「ファンクラブ」「コンセント」「擬人化」
西暦2511年。
あらゆる環境問題、国際不和、自然災害等を克服した人類は、残された最後の課題さえもその科学力で乗り越えようとしていた。火星移住による人口爆発の解決である。
「ねぇお兄ちゃん、火星ってとおいの?」
「うーん。三日くらいかかるみたいだ...三題噺 「ファンクラブ」「コンセント」「擬人化」
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湘南海岸 夕日
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「ラピスラズリ」「粉雪」「ストーブ」
「おじゃましまぁーす」
学校からの帰りに、仲良しの加奈子の家にあがる。
加奈子の家は今どき珍しいこじんまりした平屋建てで、築ウン十年なのだそうだ。でも外観と違って家の中は新しく、玄関を入ってすぐ右のキッチンには、食器洗い乾燥機まで埋め込まれている。
...三題噺 「ラピスラズリ」「粉雪」「ストーブ」
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三題噺 「雪」「純白」「電話」
めでたく社会人一年生として出発したのが今年の四月。
それからは、初夏のまばゆい緑も見ず、風鈴の音も聞かず、突き抜ける青い空やいわし雲も見ることなく、ひたすら季節も色気もないオフィスという箱の中で、俺は時間に追われ続けた。
いつの間にか、「俺」は「俺」ではなくなっ...三題噺 「雪」「純白」「電話」
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屋久島(高画質)
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屋久島その4
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屋久島その3
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屋久島その2
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屋久島その1
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激しい雨に 打たれながら 街行く人波に押し流されて
あなたのいつかの言葉を 繰り返す
消えゆく かおりぬくもりを 抱きしめた
初めて歩いたこの街の風景も 二人と同じ 形を変えてゆく
擦り切れるほど 出逢いと別れを繰り返し
枯れ散りゆく 気持ち保てず さまよっていた
広いやさしさに 触れたときに
自分...無題
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道端に咲く花(マツバギク)
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