映科ゆらうの投稿作品一覧

雨の降る六月 わたし綺麗になれたかな
この日々も終わって 一人になるのよ
それがペトリコール
教室の片隅 カーテンの裏 二人で 忘れないハグをして
雲は隠してくれなくて
煙突に絡まったサンタさん どこで見かけたっけ
季節外れ 困った顔がさ 笑えたんだよね
きっと戻らないから 攫ってよ
夏の悪魔 一人...

病気の言葉狩り 息が詰まる
逃げ場なんてないのか
壁紙に叫ぶ 野次にはうんざりする
誰かいないでくれ！
毒にも薬にもない
君の言葉が胸に残るかな
薬が欲しい！
- 夜が嫌いでよく泣いていた。知らない間に変わってしまった。
よく似た人はいる 画面の中 気付かず殺される
痛み分けができない 言葉だらけ歪...

終わらない映画は傘の中
季節には春とつけては
遠くに君は行く
悲しくなるような終わりをほどき
傷をつけずに泣いてなんかない
見るものすべてに意味があるなら
この手は何を知らないの
飼い慣らした答えとかも
誰のことでも 僕でもない
鍵かける...

いいよ どうでもいいよ あの私
泥が撥ねてる 名前も無い
煩わしく咲く 赤い花が
誰かの目に触れて 歩けるようになるなんて
なりやしないから
ずっと苦手だったんだ 笑顔が似合わない顔だから
ずっと嫌いだったんだ 心だけもできない私が
春になったこの気持ちを抱いて抱いて抱いて抱いて
去るの待ってどこに...

東京の光は思っていたより眩しくてそこに生きる貴方
汚れないのが不思議だった
電車を降りて午前一時 あたしは知りもしない貴方のとこで
息を確かめる
心痛いな 張り裂けたようだ、冗談きついな
そうやってさ 追いやった自分自身を救ってくれたんだ
ここで今息をする それが
貴方だからできたことだって知ったん...

話は聞いたけど、決して彼は私じゃなかった。不意に見せる彼の顔が頭痛を呼んで、なにもしたくなくなったの。気づいたら家で一人、慣れたタバコを吸っていた。味はずっと覚えてる。もうちょっと控えようかな。
「メイビー　誰かドアを開けて　逃げたしたの
それが今でも　夢に出て私を誘う
今　今　今　今　忘れてあげる...

帰りに飴を買おう そしたら最後は何になろう
だってさ 傷つくことに慣れてしまったから
あなたが分からない
花束を抱えよう ちょっとは傷み分けてくれるかな
合言葉は分からないけど全部が全部
嘘じゃないから
曖昧に似た言葉を知った
誰の声が蘇る
単純でも思いつかない 思いつけない
またなぞってる...

知らないな 知らないや
やりあってなってく共成愛は
被害じゃない 理解がない
始まってよがってく
仰せのままに
等身大に生きて否定が入るのなら
隠しきって見せるわ、誰のために?
一人に愛されること きっと大事なのはここ
こっち見てよ 愛がいた?
理想のストーリー紙に書いたの...

自称魔性の あなた
片目閉じてる わたし
どこに行くのも 同じ
誰のせいかな
そっと
空虚ってこのまま時が過ぎてく
加工の無いただの時間が
ずっと「そっと」「きっと」
なんて言えばいいの
「いいの」なんて言わせないで...

あーあー
シンセ分からん
結論から言いましたけど
シンセが全然分かりません
なんでみんなあんなブァー
みたいな音が出せるんですか？
すーぱーそーだかはちまるはちだか
なんだかちまちま言ってますけど
まずサイン波ってなんなんだ
理科? ねえ...

しかしそのままで転がってった
あんたの横顔が分からなかった
妄想で成り立った私がバラバラだ
ってかそのままこのままどこか
どこかで愚かなことが晴れたら
くたばって縋ってしまおうか
たるいなもう
もう一回乞いたい
Fall'n lie,so easy.
tell me?...

さよなら夢を置いた街よ
からっからの心で帰りを待つ
まるで独り占めだけど
朝には人にまみれてる
くだらない事を考えても
まだまだ灯りが眩しくて
たかが夜なだけで余計だったかな
冷たい言葉にしたって
優しい安全に浸って
何が生きているんだよ...

針はずっと動いていた
知らず知らずただ進んでいだ
針はずっと動いていた
さすが時間は(何もなせずに)
刻んでいった
知らないって知った
意味がないじゃん
終わりにしてよ
期待したって
キリがないじゃん...