僕らの進化論

静かの海に溺れて　何も言わずに漂ってた
噎せて吐くそこが居場所と信じ込んでた
口を開けば飲むハメになるから
きちんと閉じることが常識
「こんなところに居たくないの」と

Children

あなたの夢　私の夢
それぞれを守ってく
私たちは羽ばたいてく
そんなに昔じゃない
昔々の出来事

トゥルーエンド

こんなことして何になるんだって
耳元で囁く 僕の声
こんなことして何になるんだって
なくたって困らない
腹だって膨らみやしない

ねむりの森

「眠りの森の　お姫様みたい」
お遊戯会では　いつでも真ん中
やる気は場外　衣装だけ豪華
着飾る棒立ち　さながら人形
名前も覚えてない

思いやり委員会

毎日毎日誰かが傷つけられて
ある程度は必然と黙認
毎日毎日自分も傷ついて
お互い様だからと黙認
毎日毎日誰かが殺されて

Echo

だけど　もしも　許してくれるなら　
あなたに　好きって言いたい
白いリボン結ぶ朝
「おはよう」はずっと片道
二人きり その背中は

道徳のお時間です

「俺は悪くない」　まあ落ち着いて
申し遅れました　こういうものです
人様からご依頼いただきこちらへ伺いました
悪ふざけ　今更　等々
積もる話はあれど

A

口は災いの元　だから隠してた
二つに裂けてたから
本当だけ紡ぐ
ねえ　僕はパパとママがいるなら
別に神様に嫌われても

八人の卒業式

みんなより一つ　“助けて”が多い
それだけ　それでも歩けない
普通の花道
みんなより一つ　“助けて”が少ない
新しい友達　あの子は

月とサボテン

雨上がりの空
小説みたいだ
見ていた悪夢が
僕を叩き起こす
窓ガラスの向こう

シナリオライター

青い　橙　丸い　四角
僕ら無敵　クレヨン時代
先生に連れられお見送りの朝
最後の「またね」で
門が閉まる

内緒話　歌詞

内緒話
作詞・作曲・編曲：泣言
生きるため、という建前で
裏切る人を演じてきました
これでも一応 拾われて

音のない海の底　歌詞

音のない海の底
作詞・作曲・編曲：泣言
音のない海の底
暗闇に目は慣れた
“誇り高い一族”

堯　歌詞

堯
作詞・作曲・編曲：泣言
誇り高い　一族の名
それより鮮烈に刻まれし
憧憬の二文字はそう

陸の道　歌詞

陸の道
作詞・作曲・編曲：泣言
誰よりも長い名前を持った
優しい 愛しい 家族を持った
生まれた場所の意味を知った

弱虫ヒーロー　歌詞

弱虫ヒーロー
作詞・作曲・編曲：泣言
みんなが大好き
憧れのあのヒーロー
目指して走り出す

もしもこの世界が　歌詞

もしもこの世界が
作詞・作曲・編曲：泣言
もしもこの世界が
物語の中に在ったのなら
君が主人公で僕は背景だろう