音采の投稿作品一覧
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遙か宙を 超えて 駆け抜けるLight
Access キミからのSignで 繋ぐDimension
何も無かった 世界 ワタシの声で
Wake up 次々と 溢れ出してくColor
伝え合う コトバも 響かせ合うメロディも
キミのフレーズで 一つに為る
キミが呉れた ココロと 此の歌をEnergyに...【応募用】Uni*virtual
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青い絵の具を薄く滲ませたような
街の景色のなかを裸足で歩いた
雨が乾いた匂いがゆるく立ち込む
朝がくるまであと数刻の幻世界
ヒトリは寂しいと乞うくせに
その手を振りほどいて
独りになれる場所を探してしまうのはなぜ
いつかは幸福が訪れるなんて
信じるほど初心じゃない
Ray それでも...Ray
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項垂れて進む僕を
越す影法師
嘲笑うかの様に見えたのは
幻想か
他者への迎合と
処世術の混同
疲弊した脳からは
誤作動だらけの指令
何時から僕は狂い始めた
夢や理想...【応募用】悲鳴を上げろ!
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綺麗な夢を食んで
できるなら眠りたいのだけど
いつから私たちは
現実を糧にしてしまうのだろう
誰かの陰で また
名もない人生を
幕が上がるのを俯いて待っている
ガラスの靴 履いて踊る
光溢れる舞台の上
彼女が描いた軌跡には...【応募用】Soire
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深呼吸
さぁ、はじめる? はじまる!
世紀のハッピー大作戦!
Attention! Boys & Girls
準備はOK?
太陽光を反射して プリズム
耳に揺れる願いのカケラ
キミに会えるチャンスはどれくらい?
ネイルと合わせて爆上げ中!
じっとしてるだけじゃ...Love & Summer
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搾り立ての果実のよう 飾りのない声が夜に啼く
ルームライト眩しすぎて 孤独(ひとり)を色濃くする
とろりと落ちたアイスクリーム 肌のすきまに滲んでいく
仕舞い忘れた感傷(いたみ)ごと 洗い流せればいいのに
二つ並んたモニターの中
鮮やかな音を紡ぎ出している
予測できない未来などない
怯えずにいまをす...【応募用】薄明を佩く
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まぁまずは、床に転がった
落書きだらけのメットを さっと拾い上げて
ジーンズのポケットの中で カギを遊ばせながら
軽くツーステップ
錆びたシャッターを力で捻じ伏せて
イカしたバイクを引っ張り出した
整備はいつだって万全!
さぁ行こうか 気の向くままに、思うままに、
「でも」は論外
「だって」言い訳ば...【♬】39
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くるくる巻きまして
作った銅(あか)色の
ちいさな鳥かごには何を入れましょう
小鳥じゃ普通だし
花だと枯れちゃうし
意外とコレってモノむずかしいもんだな
そうだ もし、はぐれ星
見えたならさがしに行こう
ひとりじゃ寂しくて泣いちゃってるかも
ふわふわ浮かばせた...【♬】夜の歩きかた
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西の空に三日月が 隠れてしまいそうな夜
北へ向かうレールの上 ゆっくりと列車がゆく
床に置いた ラジオを鳴らした
あなたを待つこの部屋は 静かすぎる海のようで
いつも少しこわくなる 背中を丸めて泣くのをこらえる
やけに明るい声で 歌いだすラブソング
わたしはその音の羅列を とおくに聴いてる
西の空に...【応募用】星降る夜のセレナーデ
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くるり、くるり
想い出はまゝ 彩(いろ)を為して満ちる
はらり、はらり
舞う桜花 胸にさやけきそのひと花
もうどれくらい
季節(とき)を歩いて
白い朝を迎えたのでしょう
どんなに深く
しまい込んでも
目覚めるたび鈍くよみがえるの...彩、ひと花
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真っ赤な月が冴えた夜 前兆(まえおき)なく支配される
ひっそり寝静まった街 一夜にしてカーニヴァル
聞こえるのは狼の遠吠えか <アオオオオン アオオオオン>
それとも蝙蝠が飛ぶ羽搏(はばた)きか <バサバサリ バサバサリ>
好奇心は猫を殺すと言うけれど <ニャンニャニャニャニャ ニャンニャニャニャニ...しーくれっとだーくないと
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雨降り 小犬のワルツ なんだか急いでるみたい
濡れないように 傘ならあるんだけど
紅茶が冷めないうちに ため息摘んでしまおう
大人になるって 少し難しいね
忙しない日々の中で 曖昧にした
夢は どんなカタチだったかな
週末にはのんびり 風のやわらかな窓辺で
好きな絵本を読もう 心に水をあげるの
...週末、絵本をよむ件
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真夜中の藍の色が とろりと溶け出したような枷
わたしという運命がまわる 紅い月が見ていた
選ぶということ 守るということ 君と出逢って知っていく 初めての感情
儘ならずとも この痛みこそ 鮮やかな存在の証明
光に手を伸ばして 掴みたい未来へ 想いごと真っ直ぐに届けと願うよ
たとえ欠片でもいい 積み重...【♬】限りある生はきっと輝いていい
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数奇者(すきもの)と呼ばれなくても 遠からず当たり
中毒のように 溢れるままに うたを歌っているの
生活能力は皆無 手を引かれてコンビニへ
人工燈(とう)が蒼く鳴いているわ
所構わず叫んだりはしない
でも、たまに無性にむなしくなるだけ
愛を 愛を 見せて頂戴
言葉では知ってても わからない代物
愛を...【♬】コンビニノウタ
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翳めるマターテール 私、気儘な黒猫(ブラックキャット)
ビーズのリボン それが唯一の装飾(かざり)と
嗚呼 薄い熱が嗤うわ
好奇なら 一瞬 無限の空想
自由を愛すはずなのに
darkish back alley, my place
darkish back alley, my place
擦り切れた...HIDE and SEEK
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ぱらぱら 頁を捲るように
ぱら 謂わば夢のように
ああ 奏でられてゆく旋律をみた
Cry Cry 感情の揺れもなく
Cry 信号だけを受信
哀・喜・楽・怒の其れは然してもない
感覚はリアル
然程疑う余地もない“現実”だけど
私じゃないみたいだから堪らないのよ
Starry Heaven 爪先に強く意...天体のアカシックレコード
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剥がれ落ちた願いは
粉々に砕かれて
月の海
凪いだ水面に紡がれてくような
蜃気楼
聴こえてる 君の鼓動
早過ぎた花揺らすPale color
愚かな亡者(ひと)たちの幻想が
思考を歪ませてる
碧く澄んだ小さな惑星(ほし)に...【応募用】prima
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制服のリボンが光に溶けた
打ち上がる花火の音響く<響く>
8月の夜空に
音楽の趣味も 性格も違うのに
私たちはすぐ仲良くなってた
恋した日は お菓子を持ち寄って
秘密会議 夜が明けるまで話してた
瞳に反射したオレンジ
繋がって ね、星座みたい
時は振り返らず駆け抜けていく...【♬】8月の夜空に
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会いたくて目を閉じる
でも上手く君のこと想像できない
ため息で頬杖つく
コーヒーがまた冷めてしまった
眠れないのに
離れることに不安でいっぱいで
困らせた
君だって平気じゃないのに
怖がってばっかり
ねぇ愛すべきヒロインは...【応募用】Satellite Lover
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片付けを忘れて乾いた絵の具を
緩く溶いた白で解いた
夜明けはもうすぐそこに
ちょっと憂鬱な昨日の思い出に
上書きをする
机に広げたままの海辺の街の地図は
春が来たことも知らず時を閉じ込めてた
なんとなく
部屋の小さな窓を開けて
息を深く吸い込む...【応募用】Petit Printemps
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靴の踵がやけに響く
オリーブの長い髪がゆらゆら 主張してるの?
雑多に物が溢れる街じゃ
1ミリも抜け出せないわ
Do you know?
小さな胸に閉じ込めてる本能
きっと君の純情じゃ測れない
不安定に溺れては輝き増す 厄介なモノね
愛を囁く言葉は鮮やかなベルベット
「欲しいのなら全て捧げてよ」...ロリヰタ
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遅い春をにぎわす祭りのあと
凪いだ藍(あおい)の空に朝月夜
どこか現実感のなく眺める
町は雨上がりの匂い
狭く寂れた路地を通り抜けて
ひとり行く当てもなく歩いてる
君と離れてから僕の心は
ずっと空っぽのままだ
桜舞う かの面影をどうか隠さないでくれ
まだ鮮やかに甦る想いに乱(らん)......桜舞う
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彼(あ)れに在りますのは一輪の月 揺らめき哀れ
極彩色ノ夢 爪弾ク音色(おと)ノ はらりはらりト散レ
果報は寝て待つとして 偖(さあて)幾つ種を蒔きましょう
雨降る朝(あした)の来るを 偶(たま)さか迎えるのも好い
切先は何れ届くのでしょう 其の訪れにアリア
魂は吹き荒ぶ風のよう 躰をも捲いて往け
...珠
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琥珀色 溶かしたグラス
炭酸の夜空に透かしてみる
キラキラ光る もしも飲み干せたのなら
僕の中の宇宙だって変わる?
時のルーレット 運命と呼んでた
あの子はいつだって素敵な笑みで
それが眩しすぎて、羨ましくて いつしか
卑屈な僕のヒカリになった
路地裏 レンガ通り
薄暗い街灯の下が僕の住む場所だ...黒猫ジーンの徒夢
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晴れのち雨の土曜の午後
まったりおうちデートの予定
約束の時間 2時間過ぎ
きみが来る気配はまだない
ぽてっとソファに倒れこんで
退屈に頬をふくらますの
ふあん色したひとりぼっちに
慣れっこになんかならない
今日こそ絶対に許さないぞ
その手に嚙みついて にゃーお にゃーお...【応募用】ねこのこ
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はちみつ色の長い髪を
無造作に結んで
裸足で歩く慣れた様は
やわらかな傷痕
泣いた君が零したのは
とても澄んだ愛のカケラ
嘘をついたそのぶんだけ
広げたスカートの上に
描く世界
閉じ込めたのはひと片...Manon
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ひらひらり 舞い踊るように テーブルのあいだ 行き来たり
にぎやかな店 華添える わたしは可憐なチャイナな妖精
ほっかほかの包子(パオズ)はどう? それとももちもち粽子(ツォン)がいい?
はふはふと頬張る饅頭(マントウ) どれもこれもが自慢の一品よ
欢迎(ホアンイン)光临(クアンリン) 你们好(ニー...幻想*茶楼
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青色には ちょっとせつない
街はいつもよりずっと さりげなく
わたしの後 跳ねる水音が
今日はやけに 耳に届く気がする
予報では くもりだったはずで
メランコリーにも 慣れたつもり
あてのない休日の はじめての雨が
さよなら きみ思い出して
やりきれなくて どうしようもなく落ち込む
だから きみを...citron