タグ「鏡音リン」のついた投稿作品一覧（10）

掻き乱す脳髄から
滴り落ちてる
掻き鳴らすの　この喉を
正しいと願った
夜を焦がす光
可能性と呼ぶ
〝ここだけの話〟を
いつまで蒔いてるの
掻き乱す脳髄は
さらにムノウでしょ...

『まじょとやじゅう』　その７
作：四方山　噺（のんす）
14　眠れる魔女と起きてる獅子
　状況が飲み込めないリンちゃんたちを尻目に、魔女のメイコさんの茶飲み相手をしていたのだ、とレンくんは語ります。さらっと。以下は例によって要約。
　いつものようにバナナを買いに農園へと向かったレンくん。街道をまっす...

『まじょとやじゅう』　その６
作：四方山　噺（のんす）
12　リリィ
「ごめんください、他社です」
　鉢植えになるユリのおじょうさんが真っ先に発した言葉はそれでした。
　正直、よく意味がわからなかったので、お三方はそれをスルーします。
　よくわかりませんが、と前置きしつつ、あなたは植物でありながら私...

『まじょとやじゅう』　その５
作：四方山　噺（のんす）
10　冷静と情熱の隙間で愛を叫ぶ　～みんな溶けてしまえばいいのよ～
　カイトさんが目覚めてからひとしきり謝罪とお礼を述べたリンちゃん。
　ミクさんともども騒ぎすぎてのどがかわいたので、小休止を提案することに。
　カイトさんとミクさんも同じ心境だ...

『まじょとやじゅう』　その４
作：四方山　噺（のんす）
07　大人の香りは、バニラの香り
「ごめんね、びっくりさせちゃって」
と、手を合わせながら茶目っ気たっぷりに謝っている桃髪アダルト美女は、噂の魔女っ娘ルカさんです。想像していたよりずっと常識的な方のよう。…住居のセンスは破滅してますが。
　玄関...

『まじょとやじゅう』　その３
作：四方山　噺（のんす）
05　被甲目はかく語りき
　アルマジロさんはお名前をカイトさんとおっしゃるそうです。　…正式な表記は、ＫＡＩＴＯだそうですが、まぁここは世界観統一のための礎となって頂きましょう。
　例によって彼も、リンちゃんに分けてもらったポカリとバナナをもぐ...

『まじょとやじゅう』　その２
作：四方山　噺（のんす）
03　ネギ補給大作戦　～かじらずに死ねるか！～
　ネギを探して連日歩きまわっていたのだ、とミクさん（緑さんの本名だそうです）は語ります。
「わたし、ウサギのくせにとってもネギが好きで、ひまさえあればいつも生でかじっているんです。　…でもこのとこ...

『まじょとやじゅう』　その1
作：四方山　噺（のんす）
00　『　　　　　　　』
　
　始まりの言葉は、×××××××、であるべきだ。
01　リンちゃんのおでかけ　～ぶらり、レンくん捜索の旅～
　ここは魔法の国『クリプトン』。四季の移ろいも儚い、美しい王国です。
この国にはたくさんの人々が、色々な場...

(S1)
真空について解答を持ってる
溶解していくふりだけでいい
無限に落ち続ければたどり着けるのかも
ロケット・ヘッド・ロックンロール
溶解していくふりだけでいいさ
(A1)
８月の青を一杯に吸い込んで
無人の駅を振り返る
液晶の隅にひっそりと住み着いて...

(A1)
浅い海を泳ぐように
君の声を拾ってみる
怖い夢を千切るように
君の声を拾い集める
(B1)
機械仕掛けの暗い部屋で
青白く光るブラウザの思い
数えたなら、朝になった
(S1)...