くぅすけの投稿作品一覧
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硝子に閉じ込められた
忘れ去られた人形
傷付け傷付き合って
彼女達は何想う
痛みさえ感じられない
その躰がもがれても
愛する事さえ許されない
ココから出して
薔薇の様に痛く 桜の様に潔く
蒲公英の様に根強く...フラワードール
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暗闇に手を伸ばし
掴み上げたソレは
本当に手に入れたかった
モノなのでしょうか?
現実から目を背け
快楽だけに浸る
己の過ちに早く
気が付きなさい
一度落ちてしまった崖は
登るのは困難だと...Frenzied classics
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小さなレンズから 光が漏れて
真っ白な布に 映し出される映像
覗き込むその顔は
どこかで見た事があるような
懐かしさを覚えた
手を出しても触れられない
自分の手の甲に映る
君の顔をただ見つめてた
何百年 何千年
いつの時代の君なの?...遠い星の話
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壁に突然現れたソレは
向こう側が見えない穴
でもその穴からは誰かの
声が聞こえてきたよ
もしもし誰か居ますか
居たら返事をして下さい
小さな穴に向かって僕は
返事を一つした
壁の向こう側に居る奴は 僕と趣味が似ていて
友達の居なかった僕は とても嬉しくて...糸電話
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静かに閉じた日記
今はもう見る事も無いね
机にそっと仕舞う
大切な思い出と共に
一つ一つの文字が私に元気をくれた
何気ない言葉に傷ついたりもした
真っ白なページが
カラフルに彩られてく
私の分身が
君の心に届くように...コウカンニッキ
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少し幼いフリして
可愛いスカート履いてるの
フリフリふわふわ
ピンクにハートに小薔薇
おでこ靴にレース靴下
傘片手にリボンを付けて
ロリロリあまあま
可愛い姿になったわ
でもね
甘い罠に引っ掛からないで...ストロベリーチョコ
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ねぇ、いつまでも楽しい事なんて
無いと分かっていても
君と居るだけで良かったんだ
一緒にご飯食べたり 慰めあったり
遠くの虹を見たり 喧嘩したり
毎日が楽しかった
聞こえますか この声が
君の元まで届くといいな
さよなら 言わないで
消えたりしないで...SIRO
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ひらり舞い散る紅く染まる葉が
雨の様に僕に降り注いだ
哀しみを忘れる程に綺麗で…―
花びらが舞う中で交わした
大切な約束を守れなくて
強がれば強がるほどに
心が酷く痛んだ
後戻りは出来ないくらいに
汚れてしまった手を握り締めて
振り返らない様に歩き出した...紅~くれない~
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何をやっても上手くいかない
仕事をしてもドジばかりして
趣味は絵を描く事ですって
自分の画力じゃ そんな事言える訳ない
気づいたら一人で
周りには誰も居なくて
友達だって居なくて
僕は何の為に生きているんだろう?
小さい頃思い描いた
未来図はでっかくって...孤独と言う僕
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君が背伸びして買ったジャケット
前のは要らないってゴミ箱へ
私もいつか捨てられてしまうのかな
初めて出逢った時は
君の嬉しそうな顔で
私も思わず微笑み返した
硝子の向こう側から
聞こえるキーボードの打つ音
それを聞きながら君の横顔を
見るのが大好きでした...doll
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灯りの点いた提灯片手に
着物姿で川沿い走る
羽織包んだ風呂敷一つ
胸に抱えて足早に
渡した貴方の手の冷たさに
二度と帰っては来ないと
分かってしまった
ひとつひとつ流した
文(ふみ)の数を忘れてしまい
拾い集めよとしたけれど...冬桜
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細い迷路を走る
月が紅く灯る(ともる)
君の蒼い瞳が
影を落とした
過ちは繰り返し
何が本当で嘘か
真実は残酷で
罪を重ねていく
誰かが手を伸ばして
助けようとしてくれた...螺旋
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ずっと 部屋に篭りきり
外の世界なんて
興味 なんて無かった
君だけを見ていれば良い
時代の流れに乗れず
仲間と呼べる人も居ない
取り残された僕に
出来る事があるなら
画面の中の君に会いに行くだけ
触れても触れられない...いつまでも君と・・・
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壊したくなるくらい アナタを想った
穢してしまう前に 清めたこのナイフで
アナタと出逢ってしまったのがいけなかった
黒い感情に支配されてしまいそうになる
いっそ嫌われてしまえば楽なのに
その優しさがただただ辛い
長い髪をなびかせ 振り返るアナタの顔は
いつも私以外の あの人を見ていた
壊してしまうく...prohibition
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頑張って 頑張って 頑張ってみても
ダメな時だってあるさ
走って 走って 走って疲れたら
立ち止まってみるのも大切
努力したって 報われないと
分かったら 辞めてみてもいいんじゃない?
一度振り返って 進んできた道
確かめたら 自分で決めた道じゃなく
誰かのレールを進んでた
自分のペースで 歩いてみ...自分のペースで
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闇夜はお気をつけてと
私は傘を差し出しながら
貴方の後ろ姿を見送っていた
着物が汚れない様に
水たまりを避けて歩く
この雨は私の様に
すぐに消えてしまうのね
嗚呼 夜が明ければ私は元の姿に
もう貴方と話せなくなってしまうのね
嗚呼 紅と白の着物が似合うなんて...恋しき人
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初めまして 君の言葉
誰も居ない部屋に 懐かしく響く
消したハズのデータが
何度も何度も再生される
カタチの無い感情は 一体誰が作ったのか
こんなもの 機械の僕には必要なかった
全て忘れてしまえたら
一人残されたこの寂しさも
知らずに居れたかもしれない
さようなら 君の言葉...メモリーズ
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光を灯した時は まだ声は無かった
君から生命(いのち)が 吹き込まれた
瞳を開いた瞬間 詞(ことば)が見えた
初めて聴く音楽
初めて見る景色
初めて触る画面
君がくれた声――・・・
この声は届くのだろうか
そちらに居る君へ
この声が聞こえるだろうか...ニジノウタヒメ
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一つ 紅い灯かりが君へと降りる
二つ 蒼い炎が僕を燃え上がらせる
月が満ちる夜 星が瞬いて
暗い闇を照らし出す
剣を翳すその先に何があるんだろう
道標は夜空の星々だけ
たとえ敵だと分かってても
今はただ、このままで居たい
三つ 白い羽が舞い落ちて
四つ 黒い影が全てを覆い隠す...好敵手
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遥か昔 小さな村にその子は生まれた
20のある朝 天の声によって
その子は旅に出た
ある城では 双子の兄弟が来ていた
攻撃の姉と補助の弟
魔法は二人で一つ
ある街では ダンスを踊る綺麗な女
妖美な姿は 人々を虜にする
夜のスーパースター
桜の下でだた一人 目を瞑り...Some stories
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片翼を失った鳥は
もう飛べないと嘆いて落ち込んだ
水辺のそばの公園で
一晩中ずっと泣いた
池の中の魚は励ました
草むらのねずみも励ました
「君にはまだ 失ってないものがある」
片翼を失った鳥は
そんなものは無いと呟いて泣いていた
水辺のそばの公園で...Bush warbler
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ごめんね ごめんね ごめんね
私がいけないの
貴方に魅力を 感じなくなったの
今は後悔はしてないわ
けれど 貴方に謝りたいの
心から...ごめんね
出会った頃は いつも一緒に居たかった
触れ合う事で お互い分かり合えた気がした
会う度に どんどん好きになっていく
離れてても 信じあえた夜...For you...sorry
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哀しい顔した君
どうしたの?何故泣いているの?
聞いても何も答えてくれない
僕が力になれるなら なってあげたいけれど
君は何も言わずに ただただ泣いていた
どうして?僕の事が嫌いなの?
僕も涙が溢れてくる
君と話したいだけなのに
それすら叶わない夢
嬉しい顔した君...僕と君
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赤い頭巾を被って ワインとパンを籠に入れ
今日は一人で森の中
大切な仕事をしに行くの
途中で青い髪の 怖い怖い狼が
こっちへおいでと言うけれど
私は花なんかに興味ない
パパとママが見当たらない 食パンだけが減っていく
今日は二人で森の中
ひたすら歩く帰るまで
途中で甘い香りの 美味しいお菓子のお家が...ぐりむの絵本
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信じきれない夜もあった
一人 電話の前
居るのに 居ないフリ
声掛けると いつも君は
少し遅れて 返事する
何をしてるのかって気になるけれど
君の邪魔したくないから 静かにしてる
君からの声手紙 受け取ると笑顔になる
嬉しくて ただ嬉しくて
私も君に 小さな声手紙送るよ...声手紙