君の魔法を教えて

そんな顔でどうしたの？
右肩を下げて
空に向かってため息
かっこつかないよ？
最善の選択肢を

ラスト・スパート

「ラスト・スパート」
どうか　約束の地にたどり着くまで
あと少しだけ　私に力を…
夜中の海で
いつもより強い潮風

こんなもんじゃないの

お好み焼きみたいに
そんな綺麗なもんじゃない
どうやって焼けばいいの
まずは刻んでください
輪っかを作ってダシを入れ

東京の雪

一年に何度かの　東京の雪
空も道も光も　すべてを止めて　人を惑わす
スタッドレス履いてない　車みたいに
「こんなことになるなんて」　そう呟いた
思い出すの　こんな日に君と　歩いたこと

未来よ、置いていかないで

ああ　まだ　日差しは見えない
思いと結末は裏腹で
青写真くしゃくしゃに丸めた
いつもあと一歩が足りなくて
それをどうしても気付けずに

このセカイへ帰っておいで

街中で　流れている
メロディだけじゃ物足りない
触れる音　つなぎ合わせ
ずっとリピートし続けてる
声に出せないような弱音さえも

グレイシャス・グレイ

「当たり前」の価値観は
世間の都合で　変わる
目まぐるしい　風に巻き込まれ
心に咲いた薔薇も
鮮やかさを失って

カフェ・オ・レ・カプリッチョ

★ルカ
商店街のカフェで
何十分も黙っている
温めたミルクも
冷めてしまった

ムラサメ

強い雨が　やってきて
街を襲い　過ぎ去った　　
季節だとか　情緒だとか
何も感じる暇もないほどに
枯れた花は　飲み込まれ

レッド・ホット・トマトスープ

辛くて　熱くて
涙が　でちゃいそう
いつもの　レシピは
何度目だっけ？覚えてない
でも　まだ　やめられない

サンドウィッチ・ラヴ

好きなものだけ　食べていたい
健康なんて気にせずに
残さず食べてという人も
もう誰もいないから
ブロッコリーもピーマンも

死海へ行こう

人と 同じように
上手く波に乗れないから
海のほとりに　佇んでた
みんなと 違うような
生き方だって知ってたけど

ユートピアに連れてって

やっぱり相性が合わないのかな
ふと目を閉じて振り返った
ちょっとした一言に振り回される私
でも 君は気づいていない
誰かに聞いた方がいいのかな

もう帰れないソサエティ

新しくスマートフォンを買った
いちばん安いプラン
16Gも容量があれば十分
写真も撮らないし
「SDカードはいかがですか？

嘘がつないだ君と私

作詞:shion
※友人にお願いして書いていただいた詞です
いつか離れていく運命なら
今すぐ この恋を 壊したい
はじまりのキス