炎天下待つ風景にあの日を重ねる
忘れた頃に背中を滴る
空転する言葉に寄りかかる度に
夏にほだされる
手帳を忘れる

青天に浮く後悔を足跡に写す
いつかの夢を曖昧に嘆く
再生された風景は
道草の無意味さえも救えない
汗を拭えない

熱をさらう風に乗る
シャツの袖をまくる
何か起きてくれ
併走してるつもりの雲に叫ぶ

夏を告げる声は
反響せず秋の空に溶けていくだけ
待ちくたびれ帰ったあいつに
いつの日かきっと
緩やかに混ざる夕暮れの
先の本物だけ追いかけたい
足元に伸びる影から
明日の嘘が漏れる

散々見てる風景はあの道の続き
忘れないように覚えてたはずだ
仕舞ったはずの言葉は乾ききる前に
心でかすれて
肺に溶けていく

街に並ぶ四角い空
夏の冷気がこもる
窓を開けてくれ
延期してく真夏が来れば
もう一度

夏を告げる声は反響せず
待ちくたびれ帰ったあいつに
いつの日にかきっと

夏を告げる声は
反響せず秋の空に溶けていくだけ
待ちくたびれ帰ったあいつに
いつの日かきっと
緩やかに混ざる夕暮れの
先の本物だけ追いかけたい
足元に伸びる影から
明日の嘘が漏れる

いつの日にかきっと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

夏の終わりに叫びを 歌詞

閲覧数:33

投稿日:2023/10/29 12:50:57

文字数:495文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました