魔女が怒りやってくる 悪しきこの世を裁くため
銀の髪を振り乱し 鋭い爪を鳴らす
腕が躍り放たれる くるめく光 魔の秘術
宝石のようにきらめいて 刃物のように刺さる

古びた杖掲げ 突きつける
逃げられる者はいない

罪なき賢者は救われ 罪深き愚者は朽ち果てる
火花が飛び散りはじけて 光が体を駆け抜ける
ひざまずいた女は 醜く泣き くずおれた

魔女が怒りやってくる 悪しきこの世を正すため
水晶玉で遠くから 一人一人を覗く
魔力秘めた大鍋の 毒薬を持ち駆けつける
どこにいても見つけ出す 魔法の箒駆って

おごそかなる 古いまじないを
避けられる者はいない

罪なき賢者を見逃し 罪深き愚者を追いかける
ひらめく閃光と共に 呪いの言葉を口にする
はじけ飛んだ男は 愚かな身を横たえた

怒りの涙こぼし 人の性嘆き わめいて
杖を握る掌に またも力入る真夜中

罪なき賢者は生き延び 罪深き愚者は枯れ果てる
黄金の輝き呼び寄せ 光のナイフが突き刺さる
罪なき賢者は許され 罪深き愚者は裁かれる
闇夜をまばゆく切り裂き 終わりの雷鳴り響く
突然 また誰かが 叫びの中消えた


〔ひらがな〕

まじょがいかりやってくる あしきこのよをさばくため
ぎんのかみをふりみだし するどいつめをならす
うでがおどりはなたれる くるめくひかり まのひじゅつ
ほせきのよにきらめいて はもののようにささる

ふるびたつえかかげ つきつける
にげられるものわいない

つみなきけんじゃわすくわれ つみぶかきぐしゃわくちはてる
ひばながとびちりはじけて ひかりがからだをかけぬける
ひざまずいたおんなわ みにくくなき くずおれた

まじょがいかりやってくる あしきこのよをただすため
すいしょだまでとおくから ひとりひとりをのぞく
まりょくひめたおおなべの どくやくをもちかけつける
どこにいてもみつけだす まほうのほうきかって

おごそかなる ふるいまじないを
さけられるものわいない

つみなきけんじゃをみのがし つみぶかきぐしゃをおいかける
ひらめくせんこうとともに のろいのことばをくちにする
はじけとんだおとこわ おろかなみをよこたえた

いかりのなみだこぼし ひとのさがなげき わめいて
つえをにぎるてのひらに またもちからはいるまよなか

つみなきけんじゃわいきのび つみぶかきぐしゃわかれはてる
こがねのかがやきよびよせ ひかりのないふがつきささる
つみなきけんじゃわゆるされ つみぶかきぐしゃわさばかれる
やみよをまばゆくきりさき おわりのいかずちなりひびく
とつぜん まただれかが さけびのなかきえた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Raging Wand

ysstudioさんの楽曲に歌詞をつけさせていただきました!
https://piapro.jp/t/Vd20

閲覧数:145

投稿日:2021/11/08 23:27:26

文字数:1,100文字

カテゴリ:歌詞

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