アネモネ

作詞・作曲・編曲:海霧


愛しすぎたのでしょう
私が想いを募らせたから
美しかった白いアネモネの
花びらの色は混ざりすぎた

もっと深く
もっと鮮やかに
咲き誇る眩い恋がしたかった

だけど貴方は私に触れた手に
誰の指の交ざりを感じているの

だって私こんなに壊れているのに

想いを重ねたい
願いを重ねたい
淡く儚い恋など
他所で勝手にやっていればいい
美しい毒の色に魅せられている
私の為だけに息をして

愛しすぎたのでしょう
流した涙は地に落ちて
手折る言葉を拾い集めるうちに
朝焼けは夕焼けとなり
いつのまにか月白の夜

紫雲に揺れる花の名を
天使が通る道と名付け
燃ゆる木の葉にお別れを

溢れんばかりに降り積もる
いじらしい純白は嫌いだ

咲かすものを持たずに
レンズ越しにひとり焦がれた
流した涙で色をつくり
キャンバスに丁寧に描く
今の貴方が夢中になっている人を忘れさせるほどの
見惚れるほどの美しい姿を

額に入れた絵に口付けて
名前を呼び続けるの
いつまでも

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アネモネ / 海霧 feat. 初音ミク

『アネモネ』の歌詞です。

歌ありの音源は、下のリンクから聴けます。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm36389046

閲覧数:292

投稿日:2020/02/19 16:47:59

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

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