そういやちょうどあれから1年経つけど
そんなもんじゃ癒えない傷が今も胸に
疼いてなどないふりをして
日々を生きるのです

例えば僕が君を絞め殺したとして
それで何が解決するわけでもないと
わかってしまっているところが
どうにも駄目なのです

何もかにも思い出になる
いつか笑い話になる
そのときまで生きているか
何はなくとも息しているか


例えば僕が何もかも棄てたくなって
明日首を吊って死んだとして
それで楽になれるわけもない
やはりわかってしまっているのです

何もかもが崩れてく日に
人はひとりで死ぬのだから
涙を隠して泣いてもいい
さらけ出すのも自由だろう


君に君の歌があるように
僕に僕の歌があって
君に君の日々があるように
僕に僕の日々があって

また今日が過ぎて朝が来ても
どうか立ち上がれますように
また明日が過ぎて目を塞いでも
どうかやり直せますように


何もかにも思い出になって
いつかそれすら忘れていって
そのときまで生きているか
何はなくとも息しているか

その覚悟がお前にあるのか、と

花は言う
花は言うんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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花は言う

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投稿日:2014/02/05 23:57:08

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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