季節の前の日々を歩いた
答えの出ない問いを嘆いた
夜行性の心が鳴いたら
「あなたに会いたいなぁ」

海月みたいな外灯が誘う
夜明けを待たない冷たい夜
海底温度の目映ささえ
左右に揺れて

息が詰まる人の群れって
ネオンライトの街の中って
ここよりもそんなにいいですか?
あなたはちゃんと見つけてもらえてるの?

記憶が魚みたいに泳いだ
ガラス越しで触れられない

秘密から漏れた
痛みに滲んだ
鮮やかに沈む我儘を愛していた

交差点の隅に居たって
珊瑚礁の底に居たって
どれだけ自分を隠したって
わたしがちゃんと見つけてあげるのに

『息が詰まる人の群れって
ネオンライトの街の中って
ここよりもそんなにいいですか?』
浅い呼吸が破裂しそうだった

光も揺蕩ぬ深海にて
私は今も一人ぼっちだよ
約束も無い場所に居たって
あなたはちゃんと見つけてくれますか?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

深海にて 歌詞

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投稿日:2018/11/15 18:27:54

文字数:378文字

カテゴリ:歌詞

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