誰も見ない
誰も聴かない
誰も答えない
それでいい
それがいい
もう既にこの世界には
数え切れないくらいの歌がある
泣き虫の為の言葉がある
こんな誰も救えない言葉よりも
綺麗な方がいいでしょ
どうせ僕がいなくても地球は回る
だから僕は僕のために歌う
拙い言葉で自分に問う
それこそが僕らしい生き方だった
世界から見放され
言葉すらも奪われて
人知れずに終わりを告げる
素晴らしい事じゃないか
素敵な事じゃないか
砂を噛むような苦い思いや
繰り返されてきた悲劇を
これ以上知らなくていいのなら
生意気な君の顔を見なくていいのなら
僕は喜んでどんな結末も受け入れよう
君にそう言って
美しき日々を慈しみながら笑った
だってあの人はいつも意地悪だから
壊れて直してまた壊れ
魔法が解けたら愛の鐘が鳴る
電信柱にカラスの群れ
無数の光が空から落ちた
夕焼け小焼けでまたいつか
月明かりに照らされて桜が咲き誇り
ようやく僕にも春が来た
僕の心は満たされいた
僕は誰よりも幸福だった
もう我儘は言わないよ
仮初の武器は全部棄てて
それぞれが願った理想郷へ
最後くらいは盛大に
不死身のワルツを奏でよう
目を閉じて耳を澄ませば
僕が望んでいた夢の中
ありがとう世界
大好きな人
とても嬉しかった
嬉しかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

独り言

閲覧数:785

投稿日:2024/01/07 20:29:26

文字数:546文字

カテゴリ:歌詞

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