波音リツ(ノーマル),
波音リツ(ノーマル),熱気がもわもわと影を作っている。
波音リツ(ノーマル),暑い。
波音リツ(ノーマル), コンクリートが歪んで見える。
波音リツ(ノーマル),この町は数年前に都会になったらしい
波音リツ(ノーマル),来るときに観た観光マップを思い出しながら
波音リツ(ノーマル),ぼんやりと、そんな事を考えた
波音リツ(ノーマル),(もう、自然はあまり無いんだ…
波音リツ(ノーマル),
波音リツ(ノーマル),
波音リツ(ノーマル),奇妙な光景だった。
波音リツ(ノーマル),まるでビル自体が生き物のように蠢き、変化し続け、月や太陽でも無いのに昼間からしつこいほど光る電飾。
波音リツ(ノーマル),それに大きなモニターが眩しい。
波音リツ(ノーマル),
波音リツ(ノーマル),「で……こっから、どう行くんだろ」
波音リツ(ノーマル),
波音リツ(ノーマル), 数分前に道に迷ったとき適当に買った、魚の形をしたお菓子をかじる。
波音リツ(ノーマル),甘い。
波音リツ(ノーマル), 喉に張り付くような甘さに、改めて熱気を思い出す。
波音リツ(ノーマル),
波音リツ(ノーマル),「んーで、待ち合わせ、こーこだったかなー」
波音リツ(ノーマル),
波音リツ(ノーマル), 赤い郵便ポストの横に立って、彼女は腕を組んだ。
波音リツ(ノーマル),少し錆び付いたそれは、長年、雨風を浴びてきたのだと感じさせる。
波音リツ(ノーマル),「よーぉ、にいさーん、なんとかタワーって、なんだ?これか?」
波音リツ(ノーマル),ポストのそばを、気の弱そうな少年が通りかかったので、捕まえて、深く考えずに聞いてみる。
波音リツ(ノーマル),びく、と彼は肩を小さくし、キョロキョロとあたりをみた。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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朗読:音闇クルフィ1

https://estar.jp/novels/25828037 の本編を分かり易くお届けすべく、朗読動画を作った台本。
短くするために一部変えています。

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投稿日:2025/09/27 16:50:13

文字数:750文字

カテゴリ:小説

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