【A】
さあ 踊れ 運命の歌劇(オペラ)
歌え 語れ この残酷劇(グラン・ギニョール)を
愛の紅(あか)が その胸で揺れて
想い 刹那 決意へと変わる
【B】
降り注ぎ 揺れ踊り 意思を問うかの如く
月灯(つきあかり) 映し出し 皓(しろ)く刃は招く
【サビ】
恨みすらないままに 募る衝動は
魔女(しきしゃ)の振る杖(タクト)の力(せんりつ)に導かれて
名残る迷いさえも 夜に滲んでゆく
「いまこの手で」
罪は“生まれたこと” ただひとつだけ
【A】
ああ 悠(はる)か 悲劇の連鎖(トリル)を
断ち切るように 陽光(しょうねん)はただ微笑(わら)う
哀(あい)の蒼(あお)を その目に隠して
己の手で 毒杯(さかずき)呷った
【B】
蹌踉(よろ)めいて 立ち竦む 刃の届く前に
染まる蒼白(しろ) 伝う深紅(あか) 笑みの唇 歪む
【サビ】
罪深き決断が 描く悲しみは
魔女(かたりべ)の書(ものがたり)の予言(フィナーレ)を逃れて
流る涙さえも やがて薄れていく
「嘆かないで、兄様(あなた)の罪も僕が連れて逝こう」
【C】
いま 絆 抱いたまま 《黒の檻 囚われて》
動き出す物語 《魔女(しきしゃ)の奏でるままに》
悲劇さえ振り解き 《足掻いても逃さない》
魂は巡りゆく 《魔女(かたりべ)の腕の中へ》
《捕まえた……》
【サビ】
ああ 呪われし玉座が 紡ぐ物語
予言(シナリオ)を超えた結末に喝采などなく
魔女(かたりべ)の手には 悲しげに歌い踊る自鳴琴(オルゴール)
「さあ参りましょう、次の舞台へと……」
*****
読み
【A】
さ(あ) おどれ うんめいの おぺら
おどれ かたれ この ぐらんぎにょーるを
あいの あかが その むねで ゆれて
おもい せつな けついへと かわる
【B】
ふりそそぎ ゆれおどり いしを とうかの ごとく
つきあかり うつしだし しろく やいばは まねく
【サビ】
うらみすら ないままに つのる しょうどうは
しきしゃの ふる たくとの せんりつに みちびかれて
なごる まよいさえも よるに にじんでいく
いま このてで
つみは うまれたこと ただ ひとつだけ
【A】
あ(あ) はるか ひげきの とりるを
たちきるよ(う)に しょうねんは ただ わらう
あいの あおを その めに かくして
おのれの てで さかずき あおった
【B】
よろめいて たちすくむ やいばの とどく まえに
そまる しろ つたう あか えみの くちびる ゆがむ
【サビ】
つみぶかき けつだんが えがく かなしみは
かたりべの ものがたりの ふぃなーれを のがれて
ながる なみださえも やがて うすれていく
なげかないで あなたの つみも ぼくが つれていこう
【C】
いま きずな だいたまま 《くろの おり とらわれて》
うごきだす ものがたり 《しきしゃの かなでるままに》
ひげきさえ ふりほどき 《あがいても のがさない》
たましいは めぐりゆく 《かたりべの うでのなかへ》
《つかまえた……》
【サビ】
あ(あ) のろわれし ぎょくざが つむぐ ものがたり
しなりおを こえた けつまつに かっさいなど なく
かたりべの てには かなしげに うたい おどる おるごーる
さあ まいりましょう つぎの ぶたいへと
【採用】魔女の奏でる太陽と月の歌劇(仮題)【修正中】
sunoco様の【歌詞募集】タイトル未定http://piapro.jp/t/H6aiへの応募用に書き下ろした歌詞です。
ご採用頂きました、有難うございます!
現在、動画完成に向けコラボにて絶賛打ち合わせ中です。
単語・タイトルその他編集・調整していきます。
個人的に非常に好みなゴシック調の旋律と雰囲気に一気に想像力が掻き立てられ、脳内に生まれ出た物語をそのまま歌詞にさせて頂きました。
魔女の呪いに支配され悲劇を繰り返す、とある国の王家のお話をテーマにしました。
仲睦まじかった二人の王子が玉座を巡る争いと魔女の呪いに巻き込まれ運命を狂わされていく、というストーリーの歌詞になっています。
詳細な物語背景などは以下に記載致しました。
http://piapro.jp/t/bm2l
歌っているIAは、“指揮者”であり“語り部”である“魔女”のポジションというイメージです。
【C】の《》で囲われた部分は、この“魔女”のセリフというニュアンスです。
歌メロのあとのオルゴールのようなサウンドに合わせて作りました。
歌詞の部分だけだと魔女の手から逃れられたように見えますが、このセリフ部分も含めるとその解釈が引っくり返る、という構成にしたかったのでつけてみました。
コメント0
関連する動画0
オススメ作品
もっと見る子供の笑う声に誘われて
小さな路地を入ったら
大きなコウモリが翼を広げて曰く
『ようこそ!
此処は夢の国!』
代金はポップ・キャンディでオーケー...ハロウィン・サーカス

玉城ねぐこ
<母香炉女学園の謎! MEIKO vs GUMI! 第7話 時計塔の死闘(2)>
(2010年4月11日(4日目)・夜・時計塔裏2F・水滴の間)
MEIKO:な、何ここ・・・。凄い湿気・・・・。
???:それはそうさ、ボクの故郷“イギリス”の雨を再現しているからね。
GUMI:レオン先生!。
レオン...母香炉女学園の謎! MEIKO vs GUMI! 第7話 時計塔の死闘(2)

enarin
言葉を手放した時点で
世界が初めて盲目に泣いた
良く在る或る綺麗事より
少なくとも恥は捨ててないから
歪(ゆが)んだ感情 歪(ひず)んだ音色
取り返そうか 使われないよう
「良い様に」そんな言い様に
言いくるめられた僕の息
人形劇の蓄音機から戯曲
騙る姿は人間に似た悪魔...トラジックステージ

飴太
<母香炉女学園の謎! MEIKO vs GUMI! 第3話 マギカント>
(母香炉女学園・2日目・放課後・生徒会室)
昨日、めぐみが壊してしまったドアはもう直っていた。
メイコ:さすが生徒会の力、即日修理だったのね。
ピー、カチャ
今日は生徒会室の鍵はかかっていた。昨日、ルカから貰っていたICカード...母香炉女学園の謎! MEIKO vs GUMI! 第3話 マギカント

enarin
「ふぅ、これで今日は終わりだな。」
とあるサーカスの団長は、そう言って椅子に座りました。
最近、公演が多くて大変なご様子。
青髪の青年の率いるこのサーカスは、団長の両親から受け継いだ由緒正しきものでした。
親の七光りで保っていると、そういう輩もいましたし、サーカスの演目を揶揄する者もいました。
しか...道化師と壊した人形~Lost Actor Circus~

ku-yu
深い海の底 静かに横たわる世界を目にした
遥か彼方から僕らを訪れた 星に憧れた
良いとか悪いとか 今や昔とか関係ないけど
何も知らないまま朽ち果ててくのは落ち着かないしな
何処かにあるという
未来の種を探すため
騙されて一歩踏み出した
乾ききった大地の上
誰だって明日を待っている
素敵な嘘にまみれて...終末メモリーズ

nimo_at
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想