教室という箱の中
大げさな笑い飛び交う昼
イヤホンを耳にさし外界を切り離す


君が友達と話す中
指先で僕は独り言
無意識を作為して横目を走らせる


はぁ ため息を一つ落とした


(サビ)
興味を持ってくれとは
決して言わないが
みんなが知ってるよりも
遥かに強い人間だしね

興味を持ってもらおうとも
決して思わないが
ただ君の目の前では
その強さがふいに脆くなる



真っ暗闇の腕の中
ほのかに香る木の匂い
空気のざわめきを敏感に感じ取る


顔を上げた視界の中
君が手を伸ばしてきた
たくさんの嘲笑を背景に背負って


はっ 乾いた笑みを貼り付けた


(サビ)
気にかけてほしいなんて
絶対に言わないが
もし声にしてしまうと
きっと君の足かせになる

気にかけてほしいなんて
絶対に思ってはいけない
ただやさしさを突っぱねて
僕はまた殻に閉じこもる



はぁ ため息を一つ零した


(サビ)
興味を持ってもらおうとは
決して思わないが
ただ君の笑顔を見ると
その意思が急に軟化する

孤独を好むフリをする僕に
理解者なんているはずがないが
なぜだか君は跳び越えてくる
防衛ラインを軽々と

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ぼっちコンフリクト (曲募集中)

クラスの中でひそかに恋愛をするぼっちの葛藤を歌詞にしました。
2ページありますが目を通していただけたら感激です。

曲をつけてくださる方がいれば、ぜひぜひよろしくお願いします。
改変等自由にしてください。


(追記 指先で独り言という表現について質問を受けたので。 ツイッターをイメージしています。)

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投稿日:2013/06/13 03:39:53

文字数:513文字

カテゴリ:歌詞

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