世界減少



翔んでった小鳥は
未来へ羽撃き
舞い散る木ノ葉は
秋を知らせる


飛んでった私は
今もなお加速し
最終目的地は
現在(いま)とあの世の境目でした


雲行きは今も可怪しく
風は荒れを隠さない
波打ちは今も狂おしく
嵐となって吹き荒れる


嗚呼、その合間に
偶然に生まれた私が
嗚呼、神とも言える
存在の破片でしょうか。


素晴らしき世界に
汚れが一つ
生まれてしまった理不尽でも
未来(つぎ)を換えることは出来無い
ちっぽけな世界に
悪夢が一つ
始まった悪夢(ものがたり)


波風は今も荒々しく
雷鳴が煩く響き渡り
雲行きは今も可怪しく
世界もろとも呑み込もうとする


嗚呼、また夢が一つ
創りだされた悪夢が
嗚呼、また一つ
世界に墜ちてゆく


素晴らしき世界に
汚れが一つ
墜ちてしまった理不尽でも
現在(いま)を換えることは出来無い
全ての終わりから
過去を足枷に
未来を繋いで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

世界減少

閲覧数:113

投稿日:2012/05/06 12:19:38

文字数:407文字

カテゴリ:歌詞

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