一人きり部屋の中 膨らんでゆくキミへの想い
夜露のように光を浴びて
どうしてだろう、やけに雨が冷たく感じる
あの日の雨のように……

真夜中、窓辺に腰掛け 外を眺めるけど
変わらない街の日常 雨の世界

雨の中 家を飛び出し、苛立ちを抑える
体を冷やしてゆく雨の雫

走り続ける 朝が来るまで 風は吹く 雨が止むまで

蒼く冷めた都会で泪流している夜空
汚れた空気を溶かし
乾いた大地潤し朝を迎える
俺の瞳の奥で――

生まれてから組み立ててきた未来や夢は
今はもう、輪郭がハッキリしない……

普通に過ぎてく毎日に流されて行く
何となく情けない ちっぽけな俺

諦めるな まだ、夢があるなら 「――自分に負けるな」

昨日も今日も明日も時間に変わりはないんだ
だから、二度と戻らない
そんな事に今まで気付かなかったなんて
俺ってバカなのかな……

雨雲よ あの場所のアイツに伝えてくれ
「俺は元気でやってる」 と――

「必ず、迎えに行く」 と……

雨はもうすぐ止みそう 今、小雨がパラついてる
さっきまで土砂降りだったのに

どうしてだろう、何か寂しくなってくる……

こんな都会で、こんなキレイな朝陽を見るなんて
濡れながら昇る朝陽を……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

都会の雨

自作オリジナル曲の歌詞です。

詳細は曲の方をご参照ください。
曲はこちら→http://piapro.jp/t/rIZj

閲覧数:219

投稿日:2014/03/12 18:29:49

文字数:523文字

カテゴリ:歌詞

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  • ミミカ

    ミミカ

    ご意見・ご感想

    歌詞処コラボから参りました。

    動画見させてもらいました。
    「濡れながら昇る朝陽を」表現がいいですね。
    私の固い頭じゃ思いつかないです。

    良かったです^^

    2014/05/06 13:28:38

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