Some First Loves 6

投稿日:2011/12/08 00:05:35 | 文字数:1,977文字 | 閲覧数:268 | カテゴリ:小説

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こんばんは、リオンです。
今日は六人の休日の紹介です。
やっぱり休日に書いたほうが良かったでしょうか…(汗
ツンツンな甘党と、ぽわぽわの辛党のコンビすごく可愛いです。
レンカちゃんが食べてるもの何気なく食べたら、
大やけどするリント君が見たいです。切実に。

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TEXT
 

 両親が帰ってくるという。
 連絡を受けて、リントはため息をついた。やっと帰ってきてくれてほっとしたような、まだ帰ってこなくてもいいような、微妙な心境だ。大体、いつ帰るかも、行き先も告げずに、子供を家において新婚旅行に行く夫婦なんて、何処の世界にそんなものがいるというのか。
 レンカにはまだ告げていない。伝えてしまうと、両親が帰ってくるまで、二人の間に妙な壁のようなものができてしまう気がしていた。
「リント君、ご飯できたよ」
 レンカが呼んでいる。リントは軽く頷いて、食卓に着いた。
 レンカは料理がうまい。多分、辛党だ。俺に合わせて、料理の味付けこそ甘くしているが、なんだかっていう辛い煎餅とか、わさびとか、そういうのが好きらしい。
 大して、料理が出来ない俺。超甘党。目付きの悪さは生まれつきで、それだけで柄の悪い奴に見られることがおおい。レンカの兄。
 レンカの肉じゃがを食べながら、リントは自分たちの関係をゆっくりと整理していた。
「今日はね、お肉が安くて…」
 うん、と適当に相槌を打ちながら、リントは食べることに専念しようとした。

 しかし、レンカが話すことが、彼女の興味を持つものが、一つ一つ、自分とは何一つ同じでないことに気がつくと、ふと、彼女を構成する全てを知ってみたいと、そんな風に思う。
 一人っ子だったリントの母は、彼が幼いときに交通事故でなくなった。まわりからは、子供だからわからないだろうといわれたが、子供ながらに、なんとなくだが、理解はしていた。もう母は帰らないのだと。
 以来、父は仕事に没頭するようになった。割合家は裕福で、生活に困ることはなかったし、リントは料理以外たいていのことはできたから、さしたる問題もなかった。しかし、リントの内面は、次第に乾いていった。
 別に欲しいものもない。どうせ壊れてしまうし。煩い虫みたいな友達を欲しいと思ったことは、少なくとも母が死んでからはなかった。共感してもらうことを望みはしなかったし、何より、詮索されたり、深く問いただされるのが嫌いになった。次第に孤立していく。
 ある日、新しい家族が増えた。母親と、妹。
 所謂初恋をいうやつを経験する。十四歳。
 まあ、もし仮に告白をしたとしても、兄弟でどうこうできるわけもないし、レンカは俺のことが苦手らしいし、今の微妙な関係が、しばらくは続くのだろうと思う。
 そんなことを考える。日曜日。

 グミは寝息を立てていた。
 その隣で、グミヤは苛立っていた。
 何故俺のとなりで寝る。態々俺の家の、俺のへ屋にやって来て、特に何をするわけでもなく、何故俺の隣で寝る。
 休日とはいえ、今日も今日とてグミの言動は理解不能だった。朝八時、突然家に押しかけてくる。しかも制服。十一時、勝手に俺の飯を食う。お陰で俺の昼飯はパァ。正午、本を読んでいる俺の隣にやってきて、少しは可愛いと思った途端、一瞬で爆睡。午後三時、今に至る。
 怒鳴りたい。怒鳴りつけて、ぶん殴りたい。…が、できない。
 どうしてもこの寝顔が、力の抜ける芙抜けた顔が、苦手だ。どうしても力が入らなくなってしまう。
「…」
 グミヤは何も言わず、開いた本に目を戻した。この本、二時間前に読み終わったんだけど…。別の本を読もうにも、一旦ここを立つと、グミを起こしてしまいそうで、不用意に動けない。
 腹も減ってきたな。そう思うのとほぼ同時に、腹がなった。俺のではない。グミの腹だった。
「…あ、お腹減ったー」
 むくりと起き上がって、グミが言った。
「…って、めぇは…」
 きょとんとして、グミはグミヤを見つめた。
「帰れ―――っっ!!!」

 テレビでは、例の昼ドラをやっている。テレビにつらいつく勢いでドラマに入り込んでいるリンは、一時間ほど前からテレビの前を動こうとしない。
「リン、カップケーキ焼くけど」
「あ、オレンジとチョコの奴! 後、ほら、あれ!」
「ああ、ハイハイ。ドライフルーツの奴ね。了解、了解」
 レンはそういうと、さっさとカップケーキを焼く準備を始めた。ドライフルーツと、オレンジピール、チョコチップをだしてきて…。
「レン、ジュース持ってきてよ」
「はいはい」
 生地をオーブンに入れてしまうと、レンは冷蔵庫を開いて、オレンジジュースをコップに注いだ。
 リンの隣に座って、ジュースを渡すと、ありがと、と言ってリンが受け取る。一緒に入れておいたジュースを飲みながら、リンと一緒に昼ドラを見る。

 ちょうど昼ドラが終わった頃、カップケーキが焼きあがった。
「おいしそう!」
 はしゃぎながら口をつけるリンに、レンは少し笑いながら、自分も別のケーキに手を伸ばした。
「今日の晩御飯、何?」
「おやつ食べながら、その話するんだ…」

 そんな日曜日。

リオンといいます。よろしくお願いします!
気が合いそうだな、とか思う優しい方はどうぞメッセージでもなんでも!!
一応プロフィールを↓
[性別]
女。
でも中身はだいぶ男が混ざっていると思う。

[年齢]
第一志望校合格しました!
一番近くの高校にいけます…。よかった。
でも結局中学校三年間ほぼ勉強しなかったな…。

[性格]
男勝りですが、こういうところでは結構きちんとした言葉使いだと思います。
好きなことはイラストを描くことで、投稿しようとしたんですが…。サイズとかなんだとかで訳が分からず断念…。
異性とも同姓とも仲良く出来ます!!
たまにお母さん的発言が出たり、吸血鬼みたいなことを言い出します。
「やめなさい!!」とか、「血、なめたい」みたいな。

[好きなボカロ]
全体的に好きですけど、特にすきなのはルカ・リン・レンです。

[UTAU]
最近、パソコンで使えるようにしました!!
大量にDLし、親に呆れられました…。

[その他]
最近、友人がボカロを聞いているうちにロボ声になったという話を聞いて、少しうらやましいと思ってしまったり、「瞳を閉じて」の前奏で「リナリア」を思い浮かべてしまう、末期症状患者です。
小説には誤字脱字が多く、リンレン小説ばかり書いています。
たまには別のキャラが主人公のも書いてみたいと思いつつ、ネタ切れ気味です。

ルカ、リン、レンは俺の嫁…ていうか、むしろその三人は俺でいいよ。もう。

最近の出来事。
○気付いたことですが、死別ネタがおおいですなぁ。
○声を作って歌ったら、ボカロっぽい声だな、って友達に言われたよ!やったね!!
○晴れて投稿四百個突破です!ありがとうございます!
 しばらくは何度か間が空くこともあると思います。ご了承ください。
○ブログと言う名の妄想のはけ口作りました↓
         http://sky.ap.teacup.com/kamuzo/
○月・水・金曜日は塾があるので、不定期に投稿を休むことがあります。すみません。

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作品へのコメント2

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    ご意見・感想

    こんにちわ!

    リント君、過去が辛かったんだね…。でも友達を虫って言っちゃだめだぞ!
    そんなときに現れたレンカちゃん。ますます微妙な心境に、といったところでしょうか。

    ミヤグミ可愛い!そしてグミちゃん可愛い!

    レンカちゃん辛党…!そしてリント君甘党!逆な気もするけど、合ってるような。なんだろう。

    次も頑張ってください!

    2011/12/08 19:49:00 From  美里

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    メッセージのお返し

    こんばんは、美里さん。

    リント君はツンデレなので、虫は寧ろ褒め言葉です、素直になれないだけです。
    正直どう接していいのかわからない…。そんな感じです。この距離感歯がゆい^^;

    かぐみね全部可愛いです。もう何でこうも可愛いのかってもう…!(黙

    二人のギャップが大事です。辛党天然と、甘党強面のコンビ超可愛いです。つまり私の趣味です。

    一生懸命やらせて頂きます…!

    2011/12/08 21:05:03 リオン

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    ご意見・感想

    かわええのぅ……ww

    リント君なんだかんだで重っww
    ミヤグミ可愛い!ミヤグミ可愛い!((大事な事なので2回言いました(((ぇ

    何か読んでたらカップケーキ食べたくなって来ました……いいなぁリンちゃん!!←
    レンカちゃんの食べてるものを何気なーく食べてみると、大やけどするリント君……何と超甘党……2828…←

    リント「おい、1枚これ貰うぞ」
    レンカ「あ、お煎餅?いいけど……あっ、食べちゃった」
    リント「……うっ、辛ぁぁっっっっ!!!痛ったぁぁ!!水、水っっ!!」

    私はこんな感じだと萌えれます!!((何を言っとる

    2011/12/08 18:03:57 From  アストリア@生きてるよ

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    メッセージのお返し

    こんばんは、アストリアさん!

    リント君は真面目っこです。何でも深く考えちゃって、最後、「重い」って言われて終わります。
    ミヤグミ超可愛いです。何が可愛いって全てがかわいい。

    レン君のカップケーキは本当に美味しいと思います。リンちゃんは太らないように努力してます。
    リント君が超甘党なのもそうですが、レンカちゃんがそれを凌ぐ超超超辛党だからです。

    リント「もらうぞ」
    レンカ「うん…。でも、リント君、辛いの苦手じゃ…」
    リント「少しくらい平気だ」
    レンカ「でも…」
    リント「うるせぇ。……っ!!! ???っ! ! ????!?!!?」
    レンカ「リント君、そのお煎餅、一枚に唐辛子エキス500mlだよ…?」
    リント「それを早く言え…っ!!」

    実際はこんな感じです。勿論これでも私は萌えますが!!(殴

    2011/12/08 18:23:43 リオン

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