震えちゃったんだ
愛は虚ろに
恋はアイロニ
ひとつふたつ抱きしめて
これはファンタジー
飾られた優しさに
傾いた
私のためのラブソング

白黒つけられない
夢のあと半透明
色々見てられない
きっとフィクション

あの日並べた言葉たちは
星に化けていた
それがどうした空は綺麗だ
月が見えずとも

ほらね真っ赤だって好きのうち
「ちゃんと慣れるよ。いつか、いつか。」
何度だって思い出してね
「あの痛みも夢となる。」

震えちゃったんだ
愛は虚ろに
恋はアイロニ
ひとつふたつ抱きしめて
ハッピーな物語
鮮やかな幸せに
期待した
私のためのラブソング

心は近づきたい
君の声君の肌
空は今日も綺麗だよ
まぁよく知らないけれど

そうさ真っ赤だって嘘のうち
「君も気づくよ。いつか、いつか。」
今日も明日も夢見ればいい
「世界はまだ青いから。」

気づいちゃったんだ
愛は背中に
恋は喉に
溶け込んで細胞になって
息が渇いて
あの星に手を出した
ねぇ枯れないで光るままで

愛は虚ろに
恋はアイロニ
ひとつだけをあたためて
ハッピーな物語
透明な幸せに
たどりついた
私を愛してラブソング

君も大人になる

だから
こればっかりはやめらんないって
夜を探して食らいついて
「なんちゃって」って笑って誤魔化して
こればっかりはやめらんないって
青い私慰めて
「やっちゃった」ってほらまた
真っ赤っ赤