前回から時間は進んで夜。
「・・・ふはぁ」
カイトはリビングで、変わったため息をした。
(まさか、あのアカイト君がねぇ・・・まぁ、半分は予想してたけど・・・・)
リンから聞いた事を頭の中で反芻しながら、心の中で思う。
(・・・今更、どうこう言ってもミクの気持ちはもう僕には向かないんだろうなぁ・・・)
と心の中でぶつぶつと呟いていると、
「・・・カイト」
「・・・おや、アカイト君。」
カイトは上目遣いでアカイトを見た。
「・・・あの、カイト。・・・昨日な・・・」
「知ってる。・・・ミクに告白したんだよね?」
ためらいながら言いかけるアカイトをカイトは、さえぎった。
「・・・っっ!?」
アカイトの表情が驚きに変わる。
「・・・誰に聞いたんだ?」
「・・・リンちゃんだよ」
「・・・・・そうか・・・」
「それで、細かいことはこの際言わないけど、・・・・アカイト、これだけは言うね」
「・・・・・何だ」
「・・・ミクのこと、幸せにしないと怒るから・・・ねっ?」
それを聞いたアカイトは、にっと笑って、
「・・・ああ。言われなくても、そのぐらい分かってるぜ。ミクのことは俺に任せとけ」
「・・・・よかった」
カイトは、ほっとしたような表情を浮かべて、頷き返したのだった。
END
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