A
響き渡る雷鳴-天(あま)の涙に委(ゆだ)ね-刮目(かつもく)も出来ず-立ち尽くした
崩される理性に-独り慄(おのの)き抱き-颯爽(さっそう)と出来ず-待ち続ける
B
しとやかに摩(す)れる風が-抗(あらが)う様に-雄々しく縺(もつ)れ絡み合わせて-切り裂く旋風(つむじかぜ)に-生まれ変わる
サビ
七色誇る夜露の如く-張り詰めた器の中-希望紡(つむ)ぐ想い離さず-ただ仰ぐ空に
紛(まが)いを熔かす炎(ほむら)の如く-吐き捨てた言の葉達が-一筋の光零(おと)し-華開く牡丹
A
静寂なる黎明(れいめい)-綾取(あやど)る未来浮かべ-軋轢(あつれき)遺さず-狩り続けた
狂わせる次元に-命を冒(おか)しあい-残光仄(ざんこうほの)めき-散らす松葉
B
しなやかに揺れる柳-ざわめく様に-妖しく呼解(ほつ)れ離れた風-振り撒く乱れ髪に-霞んだ明日
サビ
絡(から)みまとわる蜷局(とぐろ)の如く-抱き絞める強さはまだ-志操(しそう)緩(ゆる)む事に逆らう-ただ望むままに
我が身を絆(ほだ)す刹那の如く-巻きついた柵(しがらみ)達が-悲愴(ひそう)に呼び合い此処(ここ)に-数多(あまた)散らす菊
C(スルー)
A
木々誘(いざな)う清明(せいめい)-玉響(たまゆら)に咲き乱れ-濫觴(らんしょう)となりて-溢れかえる
映される美麗(びれい)は-水に彩り舞い-万象(ばんしょう)となりて-咲き続ける
サビ
哀しみ癒す汀(みぎわ)の如く-湧き出(い)ずる泡沫(うたかた)達は-未曾有(みぞう)映す想い開(はだ)かり-彼方(かなた)萌ゆ永久(とわ)に
余韻を暈(ぼ)かすしじまの如く-吹き抜けるさざめき達は-生命(いのちのほとぼり求め-踊りだす蛍
サビ
玉の華咲く牡丹の如く-胸に想い塞ぎ込み-血潮燃やし撃ち破るのは-煌めき松葉
闇夜に翔ける稲光(いなびかり)より-狩れ枝垂る殲びの柳-静かに菊は散り逝く-殲紅華火
殲紅華火
奈都魅様。楽曲歌詞。
線香花火には、
燃えるタイミングにより、段階毎に呼び名があります。
1牡丹=玉が出来る状態
2松葉=パチパチと勢いよく燃える
3柳=低調になる
4散り菊=落ちる寸前
と、なり、そちらを活用しました。
天(あま)の涙=雨
刮目(かつもく)=注意深く見ること。
慄(おのの)き=わななくさま。
紛(まが)い=本物によく似せて作ってあることやもの。
黎明(れいめい)=夜明け。明け方。
綾取(あやど)る=美しくいろどる。
次元=物事を考え,行動するときの立場。また、その基準
仄(の)めく=ほのかに見える。かすかに現れる。
志操(しそう)=志を守って容易には変えない心。
絆(ほだ)す=綱でつなぎとめる。自由を束縛される。
悲愴(ひそう)=悲しく痛ましいこと。
清明(せいめい)=清らかで明るいこと。
玉響(たまゆら)=ほんのしばらくの間。わずかの間。
濫觴(らんしょう)=物事の起こり。起源。
万象(ばんしょう)=全てのもの。
汀(みぎわ)=陸地と水の接する所。みずぎわ。瞳とまぶたの間に溜まる涙
泡沫(うたかた)=水の上に浮かんだあわ。みなわ。
しじま=物音一つなく,静まりかえっていること。
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