静寂のさき星が落ちるよりも速く
淡い夢の一片さえ傷んでいく
夜の底に潜むものに怖れを覚えて
稚さへ根差していた芽は潰えた

愛の歌が滲む場所に背を向けて
刺さる棘に抗うことも忘れて
深い深い霧に紛れ気付いたのは
永遠を巡るただ無情の雨

触れられない雲に焦がれ思い知った
本当はもうわかりきっていた現実
穣ることのない望みを徒労と笑うなら
なぜ誰もがもがきながら色づいたの

摘み取られて飾られたい訳じゃない
そんな風に咲きたかった訳じゃない
僕の中に褪せずに未だ舞う言の葉
それ以外に縋るものがない

君に隣る理由すらも失って
涙が尽きて枯れるのならそれでいい
孤独の果て散り零れた花吹雪が
その肩まで届くのなら、今

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君に隣る

閲覧数:617

投稿日:2017/11/05 21:30:28

文字数:309文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

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  • たくまる

    たくまる

    使わせてもらいました

    最高に素敵な歌詞をありがとう!!><

    2017/11/05 22:00:25

    • 音音P(ラシ)

      音音P(ラシ)

      こちらこそ素晴らしい楽曲に参加させていただいてありがとうございました><

      2017/11/05 22:03:03

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