流れていく風が 世界を包んで
このせかいは僕も 優しく包んで
優しい世界の 僕はひと欠片
拾った欠片を 歌に乗せて

聞こえる 誰かの 泣き声は 遠すぎて
届かず 消え去る あと少しなのに

ごめんねと 謝れもせずに
ただ僕は 泣いている
救いたい 偽善だとしても
呼ばれている だから行くんだ

流れていく風に 逆らいながらも
まだこの世界は 微笑んでくれる
優しい世界の ほんのひと欠片
抱きしめて僕は 歌を歌う



聞こえた 泣き声
今度こそ 間に合えと
見つけた 少女は-小さく震えた

ねぇ君は 歌は好きですか?
教えたい 歌がある
君だけの 歌がここにある
消えていく 前に歌おう

あたたかな灯も 冷たい月光も
君たちの為の 贈り物だから
嫌だと叫んで 泣いたりしないで
優しい世界の 小さな欠片



まだたくさんの 泣き声が 聞こえていた
これから先も 僕の歌 響いていく
僕の世界に 泣き声が 無くなるまで
小さな欠片 僕の歌 満ちていくまで


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

欠片の旅人

草原に響く歌をイメージ
草原から風のイメージを引き出しました
ほのぼのとした雰囲気は出たと思います

閲覧数:89

投稿日:2010/09/25 16:07:44

文字数:435文字

カテゴリ:歌詞

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