今日もやっぱり晴れている。窓から差し込む光が眩しい。さて、やっぱり天気がいい日はおうちでちまちま物語りやら小説やら書くのが一番。というわけで私はいつものようにヘッドホンから流れてくる音楽に耳を傾けながら、例のメモ帳を開いてキーボードを叩いているのだった。・・・このパターン、今日で何回目だろう。いいかげん飽きるよね、これ読んでくれている(のかな?)人たち。でも、これが型にはまっているからどうしてもこうなっちゃうんだよねぇ・・・。・・・愚痴はそれぐらいにして。
私はふとカレンダーに目をやる。カレンダーは12月を示していた。
12月。下旬には色んなイベントがある月。・・・あ、今年って、雪降るのかな?雪、好きだから雪降るといいなぁ・・・。なーんて、雪に思いを馳せているとミクが部屋にやってきた。
「なにしてるんですか?マスター」
可愛らしい声で私に声をかけてくれるミク。でも、珍しいなぁー、いつもはあの青いのなのに。私がそう言うとミクは笑った。
「・・・あ、そういえば最近アカイトとはどう?」
私が聞くと、ミクは顔を真っ赤にさせて、
「相変わらず、アカイトは・・・っ、優しいです、とても・・・っ」
「そっか!よかったねぇ、アカイトってああ見えて意外と優しいからね!」
「あ、はい・・・」
ミクはおずおずと頷き、それから、
「あ、あの、まずターはクリスマスとバレンタインデーと、どっちがいいですか?」
と、聞いてきたので私は、
「うーん・・・どっちかっていうと、バレンタインかなぁ。クリスマスは毎年、家だし」
と答える。ミクはそうですよねと頷いて、
「バレンタインは、誰かとチョコ作ったりとか色々楽しいですもんね」
「そうそう。友達と作ったり、おもしろいよね」
「・・・マスターは、誰か男の子にチョコとか「やったことないけどそれが何か?」
私はミクの言葉を遮る。いや、まぁ、別に、カイトとかチョコあげたりしたけど(妄想の中で)、まぁ、なんていうか・・・あげる人がいないしなぁ。
「友チョコなら、あげたことあるけど」
「楽しいですよね♪」
なにかから立ち直ったミクは嬉しそうに呟く。
「・・・そうだねぇ」
今年はどうなるんだろう・・・?もう受験もあるし、チョコ作る暇もなさそうだしなぁ・・・うわ、悲しい。ま、別にいいけど。自分で食べるもん。
最後にミクはとっても無駄な質問をした。
「マスター、今年チョコあげる男の子とか、いますか?」
「いるけど、やれない」
「ふぇ・・・っ!!??や、やれないって、あげればいいじゃないですかっ?!」
私の言葉に目を丸くするミク。
「無理だよ・・・今年は、だけど」
「・・・ということは、来年?ですか?」
「・・・うわー、わかんないw」
私はそれだけ言って、ミクを部屋から追い出した。
「こっから先はいくらミクちゃんでも言えないんだぁーw」
そう言いながら。
ミクは、分かりましたとだけ言って、素直に部屋から出て行った。
私は、ひとつため息をついて、また作業に戻ったのだった。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

拝啓 12月と2月と夜と昼と君と

こんにちは、最近英単語ばっかり勉強しているもごもご犬ですw
バレンタイン・・・いいですよね♪
好きな男の子に無事チョコを渡せれたあのほっとするような気持ち・・・。
もごもご犬には一切無縁な感情です。はい。
でも、チョコ作るのとか楽しかったな・・・。
ぶっちゃけ、クリスマスよりもバレンタインの方が大好きです★
まぁ、クリスマスもケーキ食べたりだいぶ遅れた誕生日プレゼントも買ってもらえるし嬉しいことばっかりだけど、・・・ね?
やっぱ、好きな人と過ごしたいとか思ってしまうわけです。
こんな私でも・・・。

なんか異様に文が長くなってしまった!
それでは失礼しましたよー

閲覧数:64

投稿日:2009/12/06 11:49:50

文字数:1,253文字

カテゴリ:小説

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