描いた井の檻クラクラ苦へ
抗い踊り鳴いた遺誡
嘆き抱きしめても薔薇色喰え
欲しがり踊り沸いた愚者嗤う欲

赤く咲く血よ
瞑想、幻想、空想
交わそう黒へ
眼に映り浮かべた
描く獨、抱く毒、強欲
気高く堕ちた

雨に鳴く欲の絵
崩れ喰われて朽ちた
あの道に残した
涙還して黒く愚かに

願えば絵に仇粗々しく
夢見た夜に哭いた異端
謳い昂ぶる血も黒に浸かる
欲しがり狂い裂いた華奪う欲

甘く抱く身よ
愛情、解錠、欲情
還そう赤へ
手に残る臓物
並べて重ねて刻んで
理想の絵図へ

さあ踊れ描く世
額に捉えた白へ
あの雨と交わした
欲に喰われて甘く叫ぼう

散々裂いたって叫ぶ
官能描いた
脳内愛もう無い凪の音
煩悩の唄詠え
奪い嗤う夢と欲
理想、思想、回想
狂い悔い苦に喰われ
リアルに縫い合わせた意図の色
お腹を染めましょう真っ黒に
鼓動が刻んだ傷の数
消える幽玄
足りない涙に騙す欲
踊れば彩り犯す欲
狂々狂々繰り返す欲

雨に鳴く欲の絵
崩れ喰われて朽ちた
あの道に残した
涙還してよ
さあ踊れ描く世
額に捉えた白へ
あの雨と交わした
欲に喰われて甘く叫ぼう

夢の裏浮かべ描いた欲
鳴いた欲
あの道に舞う華
傷に溶ける雨甘く