ナイフは持った 花に水は遣った
証拠隠滅に さあ出掛けよう

アイツが言った 「涙ハ似合ワナイネ」
ちょっとだけ揺らいで 突き刺した


レンズ越しに映る影 盲目を望んだ
焦点が合わないまま 誇張され裏返る
容(かたち)の在る内に 明るくなる前に
これで最後と願う...



靴なら捨てた 髪も短く切った
証拠隠滅は まだ終わらない

私が言った 「痛いから出て行け」と
何度目の言葉か 判らない


鏡越しに同じ影 目をつぶって避けていた
冷たい目をして ほら、鼓動を捜してる
容のないモノに 感覚のないモノに
この手で突き刺すのは 他でもない『私』


苦しんで逝けばいい 粒子さえ残らないように
それでも笑うアイツは 私が生んだ『ワタシ』
容の在る内に 誰も知らない内に
これで最期と願う 午前二時

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

存在殺人、午前二時

幸せを捜す、午前二時。

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投稿日:2010/12/05 02:18:02

文字数:353文字

カテゴリ:歌詞

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