時代は変わりゆく 僕らはその中で何が出来るのだろう
夕暮れのこの空は 不安な未来(さき)のようで
小さな手を握りしめた か弱い背中
無垢なる愛で 繋がっている
都会の喧騒 巡る風 何処かへ飛んでいけるような
翼が見えた子どもの頃の不思議なときめき
いつか終わるから 繋がりに縋りつく
それは弱さじゃない 生きていく大切な
その時代に産まれた意味を 受け取る為
幼眼(おさなまなこ) 凝らして見える景色は
いつもキラキラと透き通った
どこにも無い 誰も知らない街並み
吹き荒れるビル風 狭い空
何処にいるかさえ分からなくなった
立ち止まる革靴 背中を何が押してくれるだろう
時代が変わりゆく それを見ていなくちゃ
生きていかなくちゃ 守り抜かなくちゃ
この時代に生きる使命はそれだけじゃなくて
風が吹き抜けて 曇る心も晴らしていく
夜明けの光 雨上がり いつもこんな色に耀いていたんだ
君がいなくなる 僕も離れていく
その時までどうか この気持も
この願いも 抱き続けていられるなら
涙 混じりの君がいなくなる世界を
想像するだけで寂しくなるけれど
怖くなるけれど 不安でたまらないけれど
時代が訪れる 守るべきものがある限り
夕暮れと朝を繰り返しながら
雨も夜も繰り返しながら
いつか終わるから 繋がりに縋りつく
それは弱さじゃない 生きていく大切な
その時代に産まれた意味を 受け取る為
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