うゔ
突然部屋の灯が プツリと切れて
窓ガラスがビビるほどのサイレンが鳴った
外に出た途端 人の群れに押し流されて
そこで初めて君を思い出した
今何してるかな
この靴走りづらいな、なんて余裕があったな
君と最後に交わした言葉って何だっけな
別に喧嘩した訳じゃない
多分いつもの会話
でもさよならに相応しいかって言ったら
そうじゃなかったな あゝ
僕がうゔじゃなかったら
恥ずかしがらないで言っていただろう
僕がうゔじゃなかったら
人目を気にせず甘えただろう
僕がうゔじゃなかったら
君をもっと遊びに誘っただろう
僕がうゔじゃなければ
きりがないな
お終いはまだ先だと思ってた
なんなら別に終わったっていいとも思ってた
近づく悲鳴が僕を飲み込んでしまう前に
君と話したい 君に触れたい
僕がうゔじゃなかったら
恥ずかしがらないで言っていただろう
僕がうゔじゃなかったら
人目を気にせず甘えただろう
僕がうゔじゃなかったら
君をもっと遊びに誘っただろう
僕がうゔじゃなければ
きりがないや
僕がうゔじゃなければ
叶っていたかな
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