悲しみが目を醒ました
深い深い夜の海で
塵も積もれば山となる
やがてそれは 束となる
まるで 砂を噛み続けている様だ
言葉にも成らず 心臓と焦りだけ
ひたすらに 胸をたたいた
涙の意味さえも 定説に絡んでいく
口に出した所で 分かり合える筈もない

薄明かりが 綺麗だと思ったのは
この胸の痛みにさえも
気付かないフリをしているから
絶望にさえ 愛しさを感じるのは
これ以上は堕ちる所ないから
気付かないフリを続けている だけ

有り余るを淘汰して
測りしれるほどの強がりを
嗚呼 どうか見抜いてね 撃ち抜いてね 助けに来てね

悲しみが目を瞑った
孤独の海に 1人で漂っている
心が軋む音さえも 耳を塞ぎ続けるのさ
私を呼ぶ汽笛が聴こえたとて
耳鳴りは止むことはないけど
誰かを 待ち続けている

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悲しみが軋む(歌詞)

悲しみが軋む という 歌の歌詞です。

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投稿日:2019/10/10 21:32:07

文字数:350文字

カテゴリ:歌詞

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