静かに夜が明けて 雪が舞い散る冬の空
南へ向かうヒバリたちが 祈りのようにさえずる声
北の空に浮かぶ雲から響く雷音に
幾万の灯を吹き消すような 嵐が来ると胸が騒ぐ

 ああ 誰かがまた悲しませている キミのこと
 それでもまた祈りを捧げる 誰の為でもなく

広がる平原に 足跡残すブリザード
「夜は来れり。死に絶えよ」と 悪魔のように語りかけた
凍てつく夜は明けて 再び戻る静けさ
窓越しに見た高い空で 優雅に踊るヒバリの影

 ああ 大切なこと ああ 気がついたんだ
 こんなにも 変わり果てても 世界はそこに
 そっと ただあるだけ

役目を終えたフェンスの上 高らかに舞うヒバリの声

 ああ 晴れ渡ったこの空の下 呼びかける
 変わり続ける世界の果てで 僕はここにいる と

希望に充ちた時にも 絶望に沈む時にも
銃を向けあう人たちも 祈り続ける人たちも
信じていても 裏切られても
同じ朝が来る 同じ夜が来る
変わることなく いつでも

ライセンス

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祈る人

祈る人 の歌詞です。

閲覧数:30

投稿日:2013/03/20 17:29:33

文字数:422文字

カテゴリ:歌詞

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