四人がやって来たのはショッピング街だった。いつも通り賑わっている。早速服屋に入る四人。早速服を物色する。
「雅彦さん、これどうですか?」
ミクが男性用の服を指す。その服を見て、しばらく考える雅彦。
「うーん、こちらのほうが良い気がするな」
雅彦が、ミクが指した服の近くにあった服を指す。
「雅彦君、こちらのほうが良いよ」
KAITOが雅彦の指した服の近くにあった別の服を指す。三着とも甲乙つけ難い。雅彦が自分が選んだ服を含め、どれを選んだら良いか迷っていると、それを見ていた店員がやって来た。
「お客様。当店では試着できますので、試着されて決められたほうが良いと思います。あちらへどうぞ」
そういいながら試着室を指す。
「ありがとうございます。…確かに、着心地とかは、実際に着てみないと、分からないこともあるからね」
そういって、雅彦はミクが選んだ服と自分が選んだ服とKAITOが選んだ服を持って試着室へ向かう。そうしてそれぞれ試着し、試着した姿を他の三人に見せた。
「雅彦君、どれが良かった?」
元の服に戻った雅彦にMEIKOが聞く。
「どれも良かったです。強いていうなら、ミクが選んでくれた服が一番着心地も良かったですね。みなさんはどうでした?」
「私もミクの選んだ服が良かったと思うわ」
「私は雅彦さんと同じです」
「そうだね、その意見には賛成だな」
「なら、ミクの選んだ服にします」
そういって、他の二着を元あった場所に戻す。
「ねえ、めーちゃん、僕の服を見てよ」
「分かったわよ」
そういいながら服を選び出す二人。ミクと雅彦はそんな二人を見ていた。雅彦は自分の着る服はとにかく、他の人の服を見るにはややセンスがずれているので、他の人服選びはしないことにしている。MEIKOとKAITOは店の中を見て回り、色々と試着をしたりして、ようやく決まったようだ。
「MEIKO姉さん、私の服も見てもらって良い?」
「もちろんよ」
そういって女性向けの服が置いてある所へ行く。ミクも色々と試着しながら他の三人に感想を聞いている、しかし、主に参考にしているのはMEIKOの意見だった。雅彦にミクの服選びを任せてしまうと、かなりセンスがずれた服になってしまう可能性が高い。ミクはそんな雅彦の選択を否定しないだろうが、そんな服を着て外を出歩くのは良くないとMEIKOが思っているため、ミクの服選びに雅彦がつき添う時は、必ずMEIKOかルカが同行しているのだ。雅彦もそのことは自覚しているため、積極的に口出しはしない。そのあとで、MEIKOの服も決め、四人の服の代金を会計で支払った。
「雅彦さん、新しい服、着るのが楽しみですね」
「そうだね。ただ、今日買った服は、今着ると少し肌寒いから、着るのはもう少し先だけどね」
そんな会話をする雅彦とミクから少し後ろに離れて、MEIKOとKAITOがついて行く。
「雅彦君、明るくなって良かったわね」
「そうだね。最近はあまり家の中では明るくなかったからね」
「本当は、雅彦君の問題が根本から解決する方法が見つかれば、もっと良いのだけど…」
「そうだね…。だけど、せめて今だけでも、そんなことを忘れて欲しいな」
二人を見ながらKAITOが呟く。
「そうね」
「ねえ、MEIKO姉さん、お腹空いた」
「そうね、それならいつもの行きつけのラーメン屋に行きましょう」
その言葉を聞いて、ミクの目が輝く。
「やったー、あそこの店、ネギが大盛りにできるから好き」
「あそこはネギだけじゃ無くて、スープはもちろん、トッピングの種類も豊富だから、色々と楽しめるからね」
そういいながら、行きつけのラーメン屋に向かう四人だった。
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