月に向かって走る


周りは闇夜澄んだ空気 空には丸い月
滴る光煌々と 脳を刺激する
纏わりつく手振り切って
決まってないBGM 自由を叩け

今日僕が見た月は僕の物
昨日の月は昨日の僕の物
思い出せ

月に向かって走る
すれ違うライトは怪訝に照らすけど
月に向かって走る
近付けない事なんか知ってる それでも
月に向かって走る

月に向かって走る
届け届けと手を伸ばして足を動かす
月に向かって走る
湧き上がる衝動に任せて そして
月に向かって走る


街灯も少なく冴えた冷気 空には赤い月
雲から漏れる月灯り 邪魔をするな
痩せた月は消えていく
夜に紛れた猫は目を細めて

酔ったように頭を揺らして
恍惚に身を任せてしまいたい
譲らない

月に向かって走る
止まって振り返るのも自由だけど 
月に向かって走る
生憎後ろには興味がない だから
月に向かって走る

月に向かって走る
足を止めてしまったら失くしてしまう
月に向かって走る
掴める確信なんか必要ない そして
月に向かって走る

部屋の隅 窮屈にしていた体躯
さっきすれ違った安泰
月から逃げるのも自由
恐れは悪ではない

月に向かって走る
小さな時に読んでもらった話にあった
月に向かって走る
叶うとかかなわないとか関係ない けど
月に向かって走る

月に向かって走る
最後は覚えていないでも好きだった
月に向かって走る
今の僕は僕の結末を探してる だから
月に向かって走る
月に向かって走る

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

月に向かって走る(曲募集中)

月の光は何かを目覚めさせる気がする。

本作4部作予定。
こちらが1/4です。

閲覧数:163

投稿日:2021/09/06 09:15:49

文字数:628文字

カテゴリ:歌詞

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